※ 本記事では、基本情報技術者試験の対策として私が勉強したことを備忘録的にまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
はじめに
さて今回は、基本情報技術者試験の直前、付け焼刃的に見返せるよう、これまでまとめた記事をピックアップしておきます。
試験前にしっかりと対策をしておくことが最も重要ですが、最後に付け焼刃として、試験前日の夜寝る前、試験会場へ向かう電車の中などで見返すように役立ててもらえれば嬉しいです!
ちなみに私はこの参考書を使って勉強してました。
漫画形式で読みやすく、分かりやすい内容になっているため、無理なく学習を進められると思います。
過去問を解きまくり、不明点があれば参考書で知識を補う、このサイクルで試験対策するのが私のオススメです!
最新版はこちらです。
少し内容が異なる部分もあるかもしれませんが、大まかには変わらないはずですので、安心して下さい。
記事まとめ5選 part6
CISCとRISCの基本原理と違い比較
プロセッサーの設計方針、CISCとRISCの基本原理と違い比較についてまとめた記事になります。
英単語の意味さえイメージできていれば簡単なはずです。
「CISC」の「C」 = 「Complex」 = 「複雑」とだけ覚えていれば、「RISC」はその逆と覚えられますね。
★CISC(Complex Instruction Set Computer)
多機能で複雑な命令セットを持つアーキテクチャ
★RISC(Reduced Instruction Set Computer)
高速でシンプルな命令セットを持つアーキテクチャ
キャッシュ/キャッシュメモリの基本原理
キャッシュそのものや、キャッシュメモリの基本原理についてまとめた記事になります。
キャッシュ自体の原理や役割も大切ですが、地味にデータの置き換え方法なども重要です。LRUとFIFOも覚えておくようにしましょう。こちらも英語の意味さえ理解できていれば簡単なはずです。
★キャッシュ・キャッシュメモリ
主記憶(RAM)とプロセッサの間に配置
データを一時保存するためのもの
再度データにアクセスする必要がある場合、キャッシュメモリから直接取得できるため、CPUと主記憶装置間の通信時間が短縮され、全体的なコンピュータのパフォーマンスが向上
★LRU(Least Recently Used)
最も最近に使用されていないデータが新しいデータで置き換えられる
★FIFO(First In, First Out)
新しいデータが入ると最も古いデータが削除される
主記憶装置への書き込み方式の種類と基本原理
主記憶装置への書き込み方式の種類と基本原理についてまとめた記事になります。
私はこのイメージが未だにしっくりきていません・・・。
とりあえず、ライト「スルー」は、常に「通り過ぎる」イメージで、ライト「バック」は、「後ろに書き込みを持ってくる」イメージですかね。あとはそれぞれに合わせて、スルーならば常に通り過ぎるから逐一書き込みがあって遅いや、バックはあとでまとめて実行するから早い、といったように結び付けられればいいのかなと思います。
★ライトスルー方式
- 書き込みのタイミング:即座に同時
キャッシュメモリと主記憶装置の両方
- パフォーマンス:比較的遅い
それぞれ書き込み処理が必要だから
- データの整合性:容易に保たれる
キャッシュメモリと主記憶装置の両方に常に同じデータが入るから
★ライトバック方式
- 書き込みのタイミング:特定条件下で主記憶装置へ
最初はキャッシュメモリ、キャッシュブロックが置き換えられる際、主記憶装置へ
- パフォーマンス:比較的高速
すべての書き込み操作が最初にキャッシュ内で行われるから
- データの整合性:保つには追加の制御メカニズムが必要
書き込みタイミングの違いにより、キャッシュと主記憶装置間でデータが一貫していることを確認する必要があるから
メモリインタリーブの基本原理
メモリインタリーブの基本原理についてまとめた記事になります。
原理自体のイメージはそこまで難しくないですね。
高速化技術はたくさんありますので頭に入れておけるとGoodです。基本情報記事まとめPart4、Part5あたりにまとまっていますので、余裕のある方はそちらも是非!!
★メモリインタリーブ
主記憶装置内を複数のバンクと呼ばれる区画に分割し、同時並行で読み書き処理を行うことで、処理を高速化させる技術
ハードディスクの基本原理
ハードディスクの基本原理についてまとめた記事になります。
まず最低限、ハードディスクの役割やそれぞれの基本構造、動作原理についてはしっかりと理解しておきましょう。
あと大事なのは計算問題です。ただ試験直前に計算方法まで頭に入れるのは難しいかと思います。復習程度ならいいですが、ゼロから入れ込むのはナンセンスかと・・・。
なので、まずはしっかりと構造と動作原理を頭に入れておきましょう。それさえ頭に入っていれば、あとは問題文を読みつつ計算も実行できるはずです。少し難しいかもしれませんが、直前ですので、最低限のポイントに絞りましょう。
★役割
ハードディスクはデータを保存するためのもの
★ディスク(プラッタ)
磁力を帯びた円盤、データが保存される部分
★磁気ヘッド
ディスク(プラッタ)からデータを読み取ったり、ディスク(プラッタ)にデータを書き込んだりする部分
★アクセスアーム
先端に磁気ヘッドが付いた棒、磁気ヘッドの位置を制御する部分
★セクタ
ディスク(プラッタ)上の最小のデータ単位、ディスク(プラッタ)の同心円を区切ったもの
★トラック
セクタを1周分集めたもの、ディスク(プラッタ)の同心円1つ分
★シリンダ
トラックを複数集めたもの
★シーク(位置決め)
磁気ヘッドを特定のトラックの上に持ってくるまでのプロセス
★サーチ(回転待ち)
プラッタを回転させて、磁気ヘッドが特定のセクタに到達するまで待機するプロセス
★データ転送
磁気ヘッドが目的地までたどり着いたら、データの読み書きがスタート
★データアクセス時間計算時の注意点
データアクセス時間 = シーク時間 + サーチ時間 + データ転送時間
シーク時間とサーチ時間は平均値を用いること(平均値はプラッタ1/2回転分)
その他まとめ記事
その他のまとめ記事も是非!直前は必死にあがきましょう~
最後に
さて、今回は、試験直前に付け焼刃として見返せるよう、これまでまとめた記事をピックアップしました。
冒頭にも言いましたが、本来は試験前にしっかりと対策をしておくことが重要です。
その上で、最後試験会場に向かう途中、暇で暇でしょうがなかったら見返してください。
そんなときにふと、抜けていたり曖昧になっていたりする知識を補える手助けになれれば嬉しいです。
目指せ試験合格!
前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!
基本情報以外の勉強記事も是非!
オススメ参考書 & Udemy講座
過去問編
兎にも角にも過去問を解かないことには始まりません。解いて解いて解きまくりましょう!
特に以下の参考書は問題数が多いのでオススメです。
この1冊だけ買って、とりあえず1周すれば合格がかなり近くなると思います!
科目A+B両方合わせて4セット収録されてるとかヤバすぎます・・・
知識網羅編
以下は知識網羅編として、講義系の参考書、動画をピックアップしています。
1からしっかりと学習し、知識を身に着けたい方はとてもオススメです。
過去問を解きまくり、不明点を参考書で補う。これが最高の勉強サイクルです~
私が勉強する際に使用していたオススメ参考書は以下です。
上記シリーズの最新版は以下です。(内容はそこまで変わらないはずですが・・・)
私がぜひオススメしたい、Udemyの講座もいくつかピックアップしておきます。
誰かに解説してもらった方が分かりやすい場合もありますからね~
画像でもボタンでも、どちらを押下しても講座へ飛べるようにしてありますので是非!
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