GUI / CUI / APIって何??それぞれの特徴を知ろう!!【備忘録-基本情報技術者試験対策 #45】

基本情報技術者試験

※ 本記事では、基本情報技術者試験の対策として私が勉強したことを備忘録的にまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。

はじめに

さて今回は、基本情報技術者試験対策として、GUI / CUI / APIについてまとめたいと思います。

何だかまたまたアルファベットが並んでいると・・・、分かりにくいですよね~

要はインターフェース(簡単に言うとシステムとユーザーを繋ぐもの)なわけですが、こいつにも色々と種類があるわけですね。

GUIとCUIのイメージはつきやすいかと思いますが、APIは少し難易度高めかもしれません。

これを機会にしっかりと理解してもらえれば嬉しいです!

ちなみに私はこの参考書を使って勉強してました。

漫画形式で読みやすく、分かりやすい内容になっているため、無理なく学習を進められると思います。

過去問を解きまくり、不明点があれば参考書で知識を補う、このサイクルで試験対策するのが私のオススメです!

最新版はこちらです。

少し内容が異なる部分もあるかもしれませんが、大まかには変わらないはずですので、安心して下さい。

GUI

GUI(Graphical User Interface)は、コンピュータや電子機器との対話を容易にするために、視覚的な要素を利用するインターフェースのことです。GUIの登場により、ユーザーはテキストベースのコマンドを覚える必要がなくなり、直感的に操作できるようになりました。

要は皆さんが今見ている画面です!それがGUI!マウスを使ってカーソルを動かし、ボタンやアイコンを押したりしますよね??そのように「Graphical:視覚的」に操作ができるようにしたものがGUIというわけです。

GUIは、以下の要素を組み合わせて構成されます。

  • ウィンドウ:
    アプリケーションごとに独立した作業領域を提供
  • アイコン:
    アプリケーションやファイルを視覚的に表現
  • メニュー:
    選択可能なオプションやコマンドのリスト
  • ボタン:
    クリックすることで特定のアクションを実行

GUIの利点は多岐にわたりますが、以下に主なものを挙げます。

  • 直感的な操作:
    視覚的な要素により、ユーザーは容易に操作方法を理解できます。
  • マルチタスクのサポート:
    複数のウィンドウを同時に開くことで、効率的に作業を進めることができます。
  • 視覚的フィードバック:
    アクションに対する即時のフィードバックを提供するため、ユーザーの誤操作を減少させます。

CUI

CUI(Character User Interface)は、文字ベースのユーザーインターフェースで、主にコマンドラインインターフェース(CLI)として知られていますGUI(Graphical User Interface)の対義語として、CUIは初期のコンピュータ操作方法の一つです。

CUIの典型的な要素として以下があります。

  • コマンドライン:
    ユーザーがテキストベースのコマンドを入力する行
  • シェル:
    コマンドラインインターフェースを提供するプログラム(例:bash、cmd.exe)
  • プロンプト:
    ユーザーに入力を促す表示(例:$、#、C:>)

CUIの利点も以下にまとめます。

  • 効率性:
    経験豊富なユーザーは、キーボードから手を離さずに迅速に操作を行うことができます。
  • 柔軟性:
    スクリプトを使用して複雑なタスクを自動化できます。
  • 低リソース:
    グラフィカルな要素を必要としないため、システムリソースを節約できます。

ただまぁ、扱うにはあまりにも難易度高いですよね・・・

API

API(Application Programming Interface)は、異なるソフトウェアアプリケーションが相互に通信し、データや機能を交換するための仕組みです。もう少し別の言い方をすると、プログラムが他のプログラムの機能を利用するためのインターフェースといったところでしょうか。これにより、開発者は既存のサービスやデータを再利用して新しいアプリケーションを迅速に構築できるようになるので、現代のアプリケーション開発において、不可欠な要素となっています。

APIの構造は以下の通りです。

  • エンドポイント:
    特定の機能やデータにアクセスするためのURL
  • リクエスト:
    クライアントからサーバーに送信されるデータ要求
  • レスポンス:
    サーバーからクライアントに返されるデータ

要はAPIにアクセスするためのURLがあり、APIにアクセスしたらリクエストを渡すと機能に応じたレスポンスが返ってくるというわけです。

APIは、以下の理由から非常に重要です。

  • 効率性:
    既存の機能を再利用することで開発時間を短縮できます。
  • 相互運用性:
    異なるシステムやプラットフォーム間でのデータ交換が容易になります。
  • 拡張性:
    新しい機能を簡単に追加でき、アプリケーションのスケーラビリティを向上させます。

最後にAPIの活用例も示しておきます。

  • Webサービス:
    多くのWebアプリケーションは、サードパーティのAPIを利用して機能を拡張しています。例えば、地図サービス(Google Maps API)や支払いシステム(Stripe API)などがあります。
  • モバイルアプリケーション:
    モバイルアプリは、APIを使用してクラウドサービスやデータベースと通信し、リアルタイムでデータを取得したり更新したりします。
  • IoT(モノのインターネット):
    IoTデバイスはAPIを通じてクラウドプラットフォームと接続し、データの収集・解析・制御を行います。これにより、スマートホームや自動車の接続性が向上します。

※おまけ:世の中のおもしろAPIをいくつかご紹介

  • ジョーク系
    • Official Joke API:
      ランダムなジョークを教えてくれるAPI
    • icanhazdadjoke:
      「Dad Joke」(親父ギャグ)を教えてくれるAPI
    • chucknorris.io:
      チャック・ノリスというアメリカの俳優を讃えるジョーク、チャック・ノリス・ファクト(チャック・ノリスの真実)をランダムに教えてくれるAPI
  • エンタメ系
    • PokéAPI:
      ポケモンのデータを返してくれるAPI。「とくせい」や「わざ」、イメージ画像も返してくれるのでゲームに使えそう
    • Harry Potter API:
      ハリー・ポッターの登場キャラや呪文の情報を返してくれるAPI
  • お役立ち系
    • Free Dictionary API:
      単語の意味を辞書のように調べられるAPI
  • ジオコーディング系
    • International Space Station Current Location:
      ISS(国際宇宙ステーション)の現在位置を返してくれるAPI

最後に

さて今回は、基本情報技術者試験対策として、GUI / CUI / APIについてまとめました。

GUIやCUIはしっくりくるかと思います。普段見ることも多いですしね、馴染み深いはずです。

問題はAPI、これは開発系の人でないとまぁ使いません。ただテストには出ると・・・、どんなもんかってのはしっかりと理解しておきましょう!

★GUI

視覚的な要素を利用するインターフェース

★CUI

文字ベースのユーザーインターフェース。主にコマンドラインインターフェース(CLI)として知られる

★API

プログラムが他のプログラムの機能を利用するためのインターフェース

前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!

基本情報以外の勉強記事も是非!

オススメ参考書 & Udemy講座

過去問編

兎にも角にも過去問を解かないことには始まりません。解いて解いて解きまくりましょう!

特に以下の参考書は問題数が多いのでオススメです。

この1冊だけ買って、とりあえず1周すれば合格がかなり近くなると思います!

科目A+B両方合わせて4セット収録されてるとかヤバすぎます・・・

知識網羅編

以下は知識網羅編として、講義系の参考書、動画をピックアップしています。

1からしっかりと学習し、知識を身に着けたい方はとてもオススメです。

過去問を解きまくり、不明点を参考書で補う。これが最高の勉強サイクルです~

私が勉強する際に使用していたオススメ参考書は以下です。

上記シリーズの最新版は以下です。(内容はそこまで変わらないはずですが・・・)

私がぜひオススメしたい、Udemyの講座もいくつかピックアップしておきます。

誰かに解説してもらった方が分かりやすい場合もありますからね~

画像でもボタンでも、どちらを押下しても講座へ飛べるようにしてありますので是非!

コメント

タイトルとURLをコピーしました