ディスプレイの種類と特徴【備忘録-基本情報技術者試験対策 #38】

基本情報技術者試験

※ 本記事では、基本情報技術者試験の対策として私が勉強したことを備忘録的にまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。

はじめに

さて今回は、基本情報技術者試験対策として、ディスプレイの種類と特徴についてまとめたいと思います。

ディスプレイも色々種類がありますよね、特に最近だと有機ELなんてディスプレイが出てきたりと、皆さんも身近なはずです。

それぞれの仕組み、どんなものがあるかはテストに出ますのでしっかりと覚えておきましょう!

ちなみに私はこの参考書を使って勉強してました。

漫画形式で読みやすく、分かりやすい内容になっているため、無理なく学習を進められると思います。

過去問を解きまくり、不明点があれば参考書で知識を補う、このサイクルで試験対策するのが私のオススメです!

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少し内容が異なる部分もあるかもしれませんが、大まかには変わらないはずですので、安心して下さい。

CRTディスプレイ

CRTディスプレイは、カラーテレビやコンピュータモニターなどに広く使用されていたディスプレイ技術です。CRTは”Cathode Ray Tube”の略で、直訳すると「陰極線管」を意味します。この名前は、ディスプレイが動作する基本的な原理から来ています。

今やほとんど見ませんね。とゆうか作られているのでしょうか??

私も幼い頃は家にありました・・・、相当幼い頃ですけどね。

CRTディスプレイの背後には、電子銃と呼ばれる装置があります。この電子銃は、高速で電子を発射し、ディスプレイの前面にある蛍光物質に衝突させます。この蛍光物質は、衝突した電子のエネルギーを光に変換します。これが画像を生成する基本的なメカニズムです。

まぁ要するに、後ろに電子ビームが出てくる装置があり、電子が画面にぶつかることで画面が発光、映像を出力、といったイメージです。

液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイ(LCD)は、現代の電子機器で最も一般的に使用されるディスプレイ技術の一つです。テレビ、コンピュータモニター、スマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスで見ることができます。

やはり一番メジャーなディスプレイですよね。基本的に皆さんがよく見るディスプレイはほとんどがこいつだと思います。

液晶ディスプレイの名前は、その動作原理から来ています。液晶は、固体と液体の中間的な性質を持つ物質で、電気信号によってその配向を変えることができます。液晶ディスプレイは、この液晶の配向を制御することで、光の通過量を調節し、画像を生成します。

要は、液晶と呼ばれる物質に電気を流して向きを変え、向きが光の通り具合を変えることで映像を出力といったイメージですね。

有機ELディスプレイ

有機ELディスプレイ(OLED)は、最新のディスプレイ技術の一つで、その美しい色再現性と薄さで注目を浴びています。OLEDは”Organic Light Emitting Diode”の略で、有機化合物を使用した発光ダイオードを意味します。

有機ELディスプレイは、特殊な有機化合物を使用しています。これらの有機化合物は、電流が流れると直接光を放出します。これにより、バックライトを必要とせず、自己発光型のディスプレイを実現しています。

要するに、特殊な有機物に電気を流すことで発光し、映像を出力しているようなイメージです。

プラズマディスプレイ

プラズマディスプレイは、その高い色再現性と高速な応答時間で知られるディスプレイ技術です。プラズマディスプレイは、ガス放電による発光を利用して画像を生成します。

プラズマディスプレイは、数百万の小さなセルで構成されています。各セルは、希ガスと金属蒸気の混合物を含んでいます電流がこれらのセルに適用されると、ガスはプラズマ状態になり、紫外線を放出します。この紫外線がセルの壁に塗布された蛍光物質に当たると、可視光が発生します。

要するに、たくさんのガスを含んだ小さなセル(パーツ)に電気を流すと、ガスから紫外線が放出され、紫外線が蛍光物質あたることで光に変換されて映像を出力するといったイメージです。

各ディスプレイの特徴・利点・欠点

各ディスプレイの特徴・利点・欠点も簡単にまとめておきます。

まぁ特徴だけでもしっかりとおさえておけばOKなのではないでしょうか。

ディスプレイ特徴利点欠点
CRTディスプレイ古典的な表示デバイスで、電子銃から発射された電子ビームを使用して画像を生成発光体を使用しないため、非常に鮮明で明るい画像を生成。リフレッシュレートが高いため、高速で動く映像にも対応。非常に重く、大きく、エネルギー効率が低い。長時間使用すると目が疲れやすくなるという問題もある。
液晶ディスプレイ電気により液晶の向きを変え、バックライトの光を透過させることで画像を表示起動が早く、映像の再現性が高い。視野角が広く、調整がしやすい。高価で、応答時間が長く、残像がある。視野角が狭い。
有機ELディスプレイ電気を流すことで発行する特殊な有機物を使用。自己発光タイプの仕組みを持つディスプレイで、バックライトが不要高画質な映像を楽しめる。薄くて軽い。消費電力が少ない。視野角が広い。画面の焼き付きが起こることがある。屋外だと画面が見づらい。製造コストが高い。
プラズマディスプレイガスが封入されているセルが大量に配列。電気を流すことで紫外線を放出。紫外線が蛍光物質にあたり発光することで画像を表示視野角が広く、黒が深いため、滑らかで自然な画像になる。電力消費量が大きく発熱が多いため、狭い部屋や夏場の使用には注意。長時間の表示により画像を焼きつける「画面焼け」が起こる可能性あり。

最後に

さて今回は、基本情報技術者試験対策として、ディスプレイの種類と特徴についてまとめました。

馴染みのあるディスプレイはイメージしやすいかと思いますが、それ以外は中々難しいですよね・・・。特に今時の人からしたら、CRTディスプレイってなんやねん!って感じでしょうし。

まぁ名称と原理はかなり紐づきが強いので一度理解してしまえば覚えやすいはずです。

しっかりと仕組みを理解しておくようにしましょう!

★CRTディスプレイ

後ろに電子ビームが出てくる装置があり、電子が画面にぶつかることで画面が発光、映像を出力

★液晶ディスプレイ

液晶と呼ばれる物質に電気を流して向きを変え、向きが光の通り具合を変えることで映像を出力

★有機ELディスプレイ

特殊な有機物に電気を流すことで発光し、映像を出力

★プラズマディスプレイ

たくさんのガスを含んだ小さなセル(パーツ)に電気を流すと、ガスから紫外線が放出され、紫外線が蛍光物質あたることで光に変換されて映像を出力

前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!

基本情報以外の勉強記事も是非!

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