AI-102(Microsoft Certified: Azure AI Engineer Associate)にだいたい14時間程度受かった話です。仕事しながらでも全然問題なし。全くのド素人、ゼロからのスタートでいけましたので、私なりの勉強の仕方が、少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです!
Microsoft Certifiedとは??
Microsoft Certifiedは、Microsoftが提供する公式の認定資格プログラムです。Microsoftの製品や技術に関する専門知識とスキルを証明するためのもので、以下のような特徴があります。
- 多様な分野とレベル:
Microsoft Certifiedプログラムでは、Azure、Microsoft 365、Dynamics 365、Windows Serverなど、さまざまなMicrosoft製品やサービスに関する資格が用意されています。これらは初心者向けの基礎レベルから、上級者向けのエキスパートレベルまで多岐にわたります。
- 認定試験を通じたスキル評価:
受験者は、実践的な知識やスキルを評価するための試験を受け、合格することで資格を取得します。試験は、技術的な問題解決能力や最新のMicrosoftテクノロジーへの理解を問う内容になっています。
- キャリアアップに有利:
この認定資格は、IT業界におけるプロフェッショナルとしての信頼性を高め、キャリアアップや転職、スキルの証明に役立ちます。多くの企業がMicrosoft Certified資格を保有している人材を高く評価しています。
- 最新技術への対応:
Microsoftは定期的に試験内容や認定資格プログラムを更新しており、最新の技術動向や市場ニーズに合わせた内容が提供されています。
認定試験に合格すると、自身の知識を証明するためのバッチがもらえます。何だかゲームの称号みたいでカッコイイですよね!どんどん集めたくなっちゃいます・・・
詳しくは以下のMicrosoftの公式サイトをご確認ください!
AI-102(Microsoft Certified: Azure AI Engineer Associate)とは??
以下、詳細を知りたい方は公式サイトをチェックです!


試験の概要
AI-102試験は、Microsoft Azure上でCognitive Services(Vision、Speech、Languageなど)、Bot Service、Azure Cognitive Search、Machine Learningモデルを組み合わせ、要件に応じたAIソリューションを設計・実装・デプロイする能力を認定する試験です。
試験の対象分野
分野 | 出題比率 |
---|---|
Azure AI ソリューションを計画して管理する | 15 ~ 20 % |
コンテンツ モデレーション ソリューションを実装する | 10 ~ 15 % |
コンピューター ビジョン ソリューションを実装する | 15 ~ 20 % |
自然言語処理のソリューションを実装する | 30 ~ 35 % |
ナレッジ マイニングとドキュメント インテリジェンス ソリューションを実装する | 10 ~ 15 % |
生成 AI ソリューションを実装する | 10 ~ 15 % |
試験の合格基準
- 満点:1000
- 合格点:700
試験の形式・詳細
- 試験時間:100 分
- 問題数:40 ~ 60問程度(正確な問題数は不明)
- 試験形式:択一選択問題と複数回答問題
なぜ受けたのか & 受けた感想
受けた理由と自身の立場
仕事の関係上、生成AIを使う機会が多かったので、生成AI・AIの内容に関する資格を受けたいというのがきっかけです。
以前もまとめましたが、とりあえず一番難易度の低いAI-900でしょ!てな感じでAI-900の資格を取り、そのついでと言ってはなんですが、AI-102も取った・・・というのが本音です。まぁやること一緒だし、受験のきっかけとしては良かったのではないでしょうか。
AI-900よりも実装的な観点に踏み込んだ知識に触れられたので個人的には満足です。
ただ正直ベース、もっとちゃんと勉強したかったといったところでしょうか。やはり「ついでに感」が出てしまい、やりきれなかったという後悔もあります。皆さんはしっかり知識を活かせるような勉強をしてくださいね。私ももっと勉強します~。
難易度は??合格率は??
正式な合格率は公表されていませんので、あくまでも私の肌感ですが、だいたい、6~7割くらいかなって印象です。難易度としてはかなり難しい部類なのではないでしょうか。
私は元々AIに関する基本的な知識はあった + AI-900の勉強をしていたおかげである程度簡単に感じたというのはあります。出題される内容なんてかなり似ていますしね。
それでも本質的な理解には程遠い状態で試験に合格してしまったなという印象はありますし、全くAI分からない人からしたらもう何が何だかって感じだと思います。
入門編としては、AI-900から受験し、さらにレベルアップを目指したい方はAI-102を受けるといったイメージが良いかと思います!
自身の点数
私は752点でした。
正直受かると思っていなかった!!AI-900の知識が残っていたことと、ある程度分からない範囲でも問題の雰囲気や、この選択肢はありえないだろう、を突き詰めて受かった気がします。本質的じゃないですね・・・。皆さんはしっかり対策してください。
やったこと
用意するもの・使用したもの
- Microsoft Learn(Microsoft Azure AI Fundamentals)
- Udemy解説動画
- Udemy模擬試験問題集
1. Microsoft Learn 1周(約10時間)
私はとりあえずMicrosoft Learnを1周しました。だいたい10時間くらいで終わらせられたかと思います。がっつり読み込んだりはせず、知っているところは飛ばし飛ばしで流し読みした感じですね。
(かなり読み飛ばした記憶があります・・・)
Microsoft Learnは、Microsoftが提供する公式の無料オンライン学習プラットフォームです。Microsoftの資格試験ならば、どれも学習を進めていくことが可能です。
Microsoft公式がちゃんとこういったものを用意してくれているのは嬉しいですね。もちろん日本語で見ることもできますので、英語が苦手な人も安心してください!
ただ、Microsoft Learnは、文字だけで解説がされています。テキスト駄々書きだけの説明ですね。正直全く馴染みのない知識なので分かりにくい部分もちょこちょこあります。
そういった文字だけでの勉強が苦手な方は是非ともUdemyの解説動画を見ることをオススメします。試験合格に必要な情報が体系的に分かりやすく解説されていますので是非!!私もMicrosoft LearnとUdemy両方やりました~。Microsoft Learnで網羅的に学習し、分かりにくかった部分をUdemyで補填するようなイメージですかね。
↓気になる方は画像かボタンのどちらかを押してください!!

2. 試験直前まで問題集を何周もする(約4時間)
さて、解説動画で網羅的に勉強した後は試験直前まで問題集を何周もするだけです。Microsoft Learnでも、Udemyでもどちらでも構いません。問題が解ければなんでもいいです!
最初は時間内に解けなかったからといって特に気にする必要はありません。最終的には必ず時間内で解けるようになります!焦りは禁物ですよ。
解き終わったら、必ず分からなかった箇所の知識を振り返りましょう。インプットとアウトプット、この繰り返しがとても重要です。ちなみに私は、1問解くごとに振り返りしてました。まぁ振り返りのやり方はお任せしますが、兎にも角にも必ず振り返りは実施しましょう。
試験直前まで、問題集を解いて復習する、この繰り返しだけでOKです。


3. 試験を受ける
ここまできたらあとは試験を受けるだけです。
当たり前ですが前日はしっかり睡眠を取り、試験会場へは余裕をもって向かいましょう。時間ギリギリだと試験に集中できませんからね。
やっていないこと
私はMicrosoft Learnの「演習」は実施していません。まぁ触らなくても受かるとは思います。
ただ、これに関しては賛否両論ありそうですね。正直余裕のある方は実際に触ってみた方が絶対にイメージしやすいと思います。
この辺りは好み、理解度、状況、ご自身にあったやり方をしてください。
最後に
いかがでしたでしょうか??私の経験が少しでも役に立てれば嬉しいです!
当ブログでは、他にも様々な勉強記事をあげていますのでそちらも是非!



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