基本情報午後試験・表計算で必ず問われる必須関数を6種類覚えよう!【備忘録-基本情報技術者試験対策 #11】

基本情報技術者試験

※2024/5/5更新

※ 本記事では、基本情報技術者試験の対策として私が勉強したことを備忘録的にまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。

はじめに

さて今回は、基本情報技術者試験の午後試験で表計算を選択した場合、必ず覚えておかないといけない必須関数についてまとめます。

表計算は難易度が低く、選択する人も多いと思いますが、必須関数を知っていないと全く解けません。

ただ、これを知っているだけで、簡単に満点を狙えます。

混同しやすい部分も多くあると思いますので、これを機会に覚えましょう!

ちなみに私はこの参考書を使って勉強してました。

漫画形式で読みやすく、分かりやすい内容になっているため、無理なく学習を進められると思います。

過去問を解きまくり、不明点があれば参考書で知識を補う、このサイクルで試験対策するのが私のオススメです!

最新版はこちらです。

少し内容が異なる部分もあるかもしれませんが、大まかには変わらないはずですので、安心して下さい。

表計算・必須関数6種類

表計算で必須の関数は6種類あります。

  • 「相対」
  • 「垂直照合」
  • 「水平照合」
  • 「照合検索」
  • 「表引き」
  • 「照合一致」

今回は私の備忘録的な意味合いが強いので、簡単にまとめます。

相対

相対とは、基準のセルから指定分移動したセルの値を返す関数です。

正確には関数ではなくセルを相対的に表現ものになります。

相対(セル, 行移動分, 列移動分)

  • セル:基準となるセル
  • 行移動分:基準となるセルから何行移動するか(1スタート)
  • 列移動分:基準となるセルから何列移動するか(1スタート)

垂直照合

垂直照合とは、垂直方向に検索をかけ、値を返す関数です。

ExcelのVLOOKUP関数ですね。

垂直照合(検索値, 検索範囲, 列番号, 検索方法)

  • 検索値:検索する値
  • 検索範囲:検索をかける範囲
  • 列番号:検索後返す値が含まれている列
  • 検索方法:
    0 → 検索値と完全一致
    1 → 検索値以下で最大値(検索範囲は昇順にする)

水平照合

水平照合とは、水平方向に検索をかけ、値を返す関数です。

ExcelのHLOOKUP関数ですね。

水平照合(検索値, 検索範囲, 行番号, 検索方法)

  • 検索値:検索する値
  • 検索範囲:検索をかける範囲
  • 行番号:検索後返す値が含まれている行
  • 検索方法:
    0 → 検索値と完全一致
    1 → 検索値以下で最大値(検索範囲は昇順にする)

照合検索

照合検索とは、返却範囲を自由に指定し、値を返す関数です。

ExcelのLOOKUP関数ですね。

照合検索(検索値, 検索範囲, 返却範囲)

  • 検索値:検索する値
  • 検索範囲:検索をかける範囲
  • 返却範囲:返却する値が含まれる範囲

※ 検索範囲と返却範囲は1行もしくは1列で指定

表引き

表引きとは、指定した範囲の中から、行番号と列番号を指定して値を返す関数です。

ExcelのINDEX関数ですね。

表引き(検索範囲, 行番号, 列番号)

  • 検索範囲:検索をかける範囲
  • 行番号:返却する値が含まれる行
  • 列番号:返却する値が含まれる列

照合一致

照合一致とは、検索結果の位置を返す関数です。

ExcelのMATCH関数ですね。

重要なのは、「値」でなく「位置」を返す関数であるということです。

照合一致(検索値, 検索範囲, 検索方法)

  • 検索値:検索する値
  • 検索範囲:検索をかける範囲
  • 検索方法:
    0 → 検索値と完全一致
    1 → 検索値以下で最大値(検索範囲は昇順にする)
    -1 → 検索値以上で最小値(検索範囲は降順にする)

※ 検索範囲は1行もしくは1列で指定

最後にまとめ

さて今回は、表計算で必ず覚えておかないといけない必須関数についてまとめました。

この必須関数の使い方をしっかりと理解していないと、いくら簡単な表計算といえど、全く解けません。

実際に過去問を解いてみたり、Excelを使って動作を確認したりと、手を動かして定着させましょう。

午後試験の対策もしっかりして、試験合格を目指しましょう!

前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!

基本情報以外の勉強記事も是非!

オススメ参考書 & Udemy講座

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