前回の記事では箱ひげ図を例にしてデータの散らばりについて書きました。
今回は、度数分布表を学んでいきましょう。
度数分布表とはデータをあるグループごとに分けて整理した表のことを言います。
グループのことを階級といい、その階級に含まれるデータの個数を度数と言います。
ここでは「とある高校生50人の定期テスト(物理)の点数」をまとめた度数分布表で重要なポイントを紹介します。ただし、100点の人はいないものとします。
階級
上の度数分布表でいえば、「0以上10未満」「10以上20未満」・・・「90以上100未満」のことを指します。
度数
上の度数分布表でいえば、度数の列の 2、3、5、・・・、1 のことを指します。
階級値
階級の代表値を指します。多くの場合は、階級の真ん中の値にすることが多いです。
相対度数
各階級の度数を全データの個数で割ったものを指します。言い換えれば、その階級に含まれるデータの個数が全体のどのくらいかを表しています。相対度数に100を掛ければ%表示になります。
Exercise1-5
上の度数分布表において、(ア)と(イ)を埋めてみましょう。
(ア)0.10
全データが50(人)で、(ア)の階級の度数は5なので、5 ÷ 50 = 0.10
(有効数字は気にしなくて大丈夫です)
(イ)7 (人)
全データが50(人)で、そのうちの0.14が(イ)なので、50 × 0.14 = 7 (人)
ちなみにですが、私はこちらの参考書で勉強しています。
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