※ 本記事は私の独断と偏見で記載した内容です。
はじめに
さて今回は、社会人になって考え方が変わった話 – 「期待値コントロール」編です。
以前、社会人になって「お金」に対する考え方が変わったという話をしました。
詳しくは前回まとめた記事を読んでもらえると嬉しいです。
記事内では、「お金」がかかっているからと言ってがむしゃらに頑張ればいいわけではなく、むしろ頑張り過ぎず、要求に答えられさえすればいいという話をしました。
そして、頑張りすぎないために、楽をするために、「創意工夫」をすることが重要だとも話しました。
そんなことを話したら”とある人”に、楽をするための創意工夫って具体的に何をすればいいんですか??と聞かれました。
そう、この楽をするための創意工夫が「期待値コントロール」なんです。
期待値コントロール
まずは、私がどうゆう意味合いで「期待値コントロール」という言葉を使っているかを話しましょう。
文字通り、相手が自分に対して抱いている「期待」の度合い( = 「期待値」)を、自分の方でコントロールするということです。
特に社会人1年目ですと、上司や先輩からの指示を受けて働くことがほとんどだと思います。
このとき、自分が80 %くらい(80 %というのはあくまでも一例です)の力を出せばこなせるくらいの分量で作業指示を受けられるよう調整するわけです。
(本気を出さずにこなしてる俺カッコイイ~、とかそうゆう話をしたいわけではありません。そんなダサい話しません。)
何が言いたいかというと・・・そうすることで余力が生まれ、楽して作業ができますよね。
この「余力」がすごく大切なんです。
もちろん人によっては、仕事は常に100 %でこなせよ!という意見を持っている方もたくさんいるかと思います。
確かに、仕事に対して全力で取り組むことは大切だと思います。
(全力で取り組むからこそ成長できるみたいな意見もありますしね。)
ただ、常に100 %を出し続けることは不可能です。絶対に体を壊します。
体を壊して倒れるのは元も子もありません。
(倒れないまでも、全然楽しくないですよね。)
自分を守るために、「期待値コントロール」というテクニックを身に着けておくことは大切なわけですね。
加えてもう一点、「期待値コントロール」のメリットがあります。
例えば、相手の期待値をコントロールし、80 %の力を出せばこなせる作業量まで、落とし込めたとしましょう。
では、この作業に対して85 %の力を出すとどうなるでしょうか??
そう、単純計算ではありますが、5 %分相手の期待を上回れます。
この5 %分が評価につながるわけです。楽して評価されるなんて最高じゃないですか??
どうやって期待値をコントロールするの??
ここが一番難しいポイントです。
ただ単純に、「自分はここまでしかできません!」と伝えて、ゆとりを持った作業量を振ってもらうだけでも、もちろんいいのかもしれません。
しかしそれですと、「何となく作業量を減らして楽しようとしているやつ」と思われてもおかしくないですよね。
せっかく頑張っているのにそう思われてはもったいないです。
では、いかにして期待値をコントロールするか・・・
そうそれはすばり、「自分がやってる仕事への理解を深める」ということです。
理解を深めるといっても少し表現が曖昧ですよね。
重要なのは、「なぜ」(Why)・「誰が」(Who)・「いつ」(When)・「何を」(What)・「どこで」(Where)・「どのように」(How)を意識して仕事をすることです。
(「5W1H」という考え方ですね。)
何の目的でその仕事を行うのか、本当に自分がその仕事をやる必要があるのか、いつまでにやらなければならないのか、それらをしっかりと理解できさえすれば、自分に与えられる作業量を簡単にコントロールできますよね。
わけのわからない仕事を振られそうになったら、「その仕事って本当に必要ですか??」と突き返してやればいいのです。
しかも仕事を振ってくれてる上司からすれば、仕事や作業に対する理解が高いように見えますので、悪い評価を受けることもありません。
どうでしょうか、もちろん仕事に対する理解を深めることは簡単なことではありませんし、今すぐにできることでもありません。
ただ、理解を深めようとし続ける事が大切であり、それによって自分が楽をできて、かつ自分の価値・評価を高めることもできます。
何度も言いますけど、楽もできて、評価もされるなんて最高ですよね??
最後に
さて、今回は社会人になって「期待値コントロール」が重要なんだと学んだ話をしました。
もちろん、無理したほうが成長できる!という人がいるのも理解できます。
(どちらかというと私も無理しすぎちゃうタイプなので・・・)
ただ、自分が体を壊してまで、成長することを目指したり、評価されることを目指しても仕方ないです。
ですので、できるだけ楽をして、空いた時間で楽しく過ごせればいいわけです。
そのために「期待値コントロール」を意識して仕事や作業にのぞみましょう!
私が言いたいことは、とにかく「無理しすぎるな!」です。
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