【Excel】WordPressで記事投稿数の日付推移を取得する方法【ブログ分析 #2】

雑記記事

はじめに

さて今回は、WordPressで記事投稿数の日付推移を取得する方法についてまとめます。

以下画像のようなイメージです。

※めちゃくちゃ重要なのではじめに一言・・・

今回の方法では、functions.phpでのコード編集やプラグイン導入は一切不要です。Excel:エクセルがあれば誰でも簡単に確認できます。事前知識ももちろん不要です。同じ悩みを抱えている方に、是非真似してもらえればと思います。

ブログ投稿をしている皆さんであれば、自身のブログをより良いものにブラッシュアップしようと日々様々な分析ツールを活用されているかと思います。もちろん私もそのうちの1人です。

何度も言いますが、今回ご紹介する手順はめちゃくちゃ簡単で、誰でも真似できます。手順というか、気付くかどうかの問題なので、アイデア紹介、Tipsみたいなものでしょうか。是非この方法が同じ悩みを抱えている方のお役に立てれば嬉しいです。

本記事投稿の背景・経緯(※読み飛ばしてOK)

本題に入る前に、本記事を投稿するに至った背景・経緯を軽くお話しましょうか。手順だけ知りたいという方は、読み飛ばしてしまって全然OKです。

つい先日ふと、自身のブログを分析するにあたり、記事投稿数の日付推移が欲しいな~と思いたち、色々試行錯誤を始めました。そんなの簡単に取得できるだろ~と思っていましたが、これがまた調べてみると意外と難しい・・・、というか面倒。

Google先生を頼りに、「WordPress 記事投稿数 日付推移」と検索すると、出てくるのは全て、「functions.php」を活用したコード編集と、「プラグイン」の導入ばかり。もちろん私の検索の仕方が悪かったのかもしれませんが、もっとパッと簡単な方法があってもいいだろ!!と感じてしまったのが本音です。

「functions.php」を活用する場合は、以下の関数を使うらしいです。

wp_count_posts()

いつか手を出してみたいとも思いますが今はちょっと・・・。

まだまだ駆け出しの私にとって、「functions.php」ファイルに記載されているコードを編集するのは抵抗がありましたし(コードの勉強は好きなのですが、単純にファイルをいじりたくないという想い)、わざわざこのためだけに新しく「プラグイン」を導入するのもなぁ、と思いました。この気持ちは皆さんにも共感いただけるはずです!

そんなこんなでじゃあどうすればいいんだと・・・。「Google Analytics」や「Google Search Console」じゃ記事投稿数はどうしようもできないし、WordPressに私が導入している超超メジャーな分析??ツール「Jetpack」でも上手いことできないし・・・(もしかしたら工夫次第でできるかも??)。

とまぁそんなこんなで色々格闘してみた結果、あることに気が付きました。

WordPressのコンソール(管理)画面に記事の投稿日記載されてるじゃん!と。これを使えば欲しいデータが速攻で手に入るじゃんか!と。

正直だいぶ盲点でした。灯台下暗しとはまさにこのこと。分析ツールに溺れすぎていましたね。ツールを駆使したカッコいい方法でデータなんてとれなくても、目的が達成できればいいわけですから。ツールはあくまでもツールにすぎません。

これに気づけたらあとは速攻でした。超パワープレイで日付推移を取得しています。具体的な手順についてはいかに画像付きでまとめていますので、是非参考にしてみて下さい!

それではさっそく見ていきましょう!

手順:記事投稿日データ取得

まずは記事投稿日のデータをWordPressからパワープレイで引っ張ってきましょう。手順は以下の通りです。

1. WordPressのコンソール(管理)画面を開く

まずはWordPressのコンソール(管理)画面を開きましょう。

「投稿」>「投稿一覧」>「公開済み」でソートすることで現在投稿している記事の一覧が表示されます。このあたりは皆さん記事を投稿されていると思いますので分かりますね??

ここに、「日付」という項目があるはずです。ない方は「表示オプション」で日付を表示させるようにしましょう。

2. 全選択してコピー

「日付」が確認できる状態で、画面の文字を全選択してコピーしましょう。記事数が多い方は数ページにわたっていることもあるはずです。ページの移動が面倒な場合は、設定で表示できる記事の最大数をあげてくださいね。

私はマウスのカーソルを合わせて選択しましたが、おそらくCtrl + Aでもいけると思います。

ここが何度も言っている、パワープレイというところです・・・。

3. Excel:エクセルに貼り付け

コピーできたら、Excel:エクセルに貼り付けましょう。全選択してコピーの面倒なところは、チェックボックスやら画像やら、余計な項目までコピーされてしまうことです。これはまぁ致し方無し、データ自体は取得できたので、あとはうまい具合に整形して、求める形としていくだけです。

人によっては、ここまで分かればあとは自分でやるよ~という方もいるかと思います。整形の過程まで見たい方は続きもご覧ください!

手順:Excelデータ整形

さて、データは取得できたので次は整形作業です。

4. 日付データをテキストデータとして取得

まずは日付データだけテキストデータとして取得しましょう。コピペだとどうしてもいろんな形式がぐちゃぐちゃに混ざり合っていて扱いにくいので、私はテキストデータとして取得することをオススメします。

日付データの列(画像の場合は「G列」)を全選択してコピーし、新しいシートを作成して貼り付けます。貼り付けの際、「右クリック」>「貼り付けのオプション」>「値(V)」(123と書いてあるやつです)を選ぶか、「Ctrl + Shift + V」を押下しましょう。

ちなみに、同じシート内の適当な列に貼り付けして不要な列を削除だと、チェックボックスや画像が残ってしまいなんだが面倒だったので私は新しいシートの作成をオススメします。画像は全選択でも消せますが、チェックボックスはどんな構造か分からず消すのが面倒だったので・・・。(どこかにチェックボックスをいじるタブがあったはずですが・・・)

5. 日付データ以外の不要な行を削除

まだまだ不要なデータはたくさんあります。今度は、日付データ以外の不要な行を削除しましょう。「日付」や「公開済み」や「空白」です。

兎にも角にもこの「空白」:何も入力されていないセルの扱いが厄介すぎるので、私は少し面倒でしたが、以下の手順で日付データのみ取得しました。もっとうまい方法があるはずですので、皆さん色々試してみてください。

5-1. データの一番最後(一番最後の行)まで移動

まずは一番最後の行まで移動します。スクロールバーで移動するか、「Ctrl + 矢印」をうまいこと活用してください。

5-2. データの一番最後より上を全選択

データの一番最後までたどり着いたら、そこから上を全選択します。

マウスを使って全選択でもOKですが、私は面倒だったので、一番最後の行に「*」で印をつけて、そこから「Ctrl + Shift + 矢印」で移動しました。このへんはテクニックなのでご自由にどーぞ。とにかく全選択できればOKです。

※おまけ:「Ctrl + 矢印」や「Ctrl + Shift + 矢印」について知りたい方

Excelの小技です。使用頻度はめちゃくちゃ高いです。学生だろうが、社会人だろうが、ひたすらに使えるスキルです。知らない方は必ず覚えておきましょう!!

5-3. 選択した範囲内の空白を「*」へ置換

「空白」:何も入力されていないセルを全て「*」で埋めます。「置換」機能をうまく使いましょう。

「編集」タブ >「検索と選択」>「置換」か、「Ctrl + H」を押下しましょう。

「検索と置換」のボックスが開くと思いますので、「検索する文字列」は未入力、「置換後の文字列」は「*」とし、「すべて置換」を押下しましょう。

「空白」:何も入力されていないセルが全て「*」になればOKです。

5-4. 日付データのみ取得

あとは日付データのみ取得するだけです。「日付」、「公開済み」、「*」が不要になります。

やり方は様々ありますが、私は「フィルター機能」を使いました。「フィルター機能」は「編集」タブ >「並び替えとフィルター」>「フィルター(F)」でできます。一番最初の行は選択しておくようにしましょうね。

「フィルター」をつけて、「日付」、「公開済み」、「*」のチェックボックスを外し、日付データのみソートします。あとはそれを全選択して別の列にコピペするだけです。コピペできたら余計な列は削除しておきましょう。

他にも「重複削除」とか使えば簡単かもしれませんね。

以下画像のようになっていればOKです。ちょっと分かりやすいように表の見出し(日付)や枠線をつけているのは気にしないでください。

6. 「時間」と「AM/PM」を削除

「時間」と「AM/PM」表記がいらないので削除します。ここでも置換をつかいましょう。

置換には、「ワイルドカード」を使います。「*」を利用すると、「全ての文字列」を表現することができます

基本的には、「YYYY年MM月DD日 hh:mm AM/PM」といった表記になっているはずですので、「日」よりも後ろを全て削除します。

検索する文字列(N)には、「日 *」と入力しましょう。これで、「日」とその後ろに続く文字列全てを選択していることになります。

置換後の文字列(E)には、「日」と入力しましょう。「日」とその後ろに続く文字列全てを削除したいだけなので、「日」の文字だけ残すようなイメージです。

置換するときは、日付データを全て選択するようにしてくださいね!!

7. 日付データを昇順に並び替え

この状態では、日付データが降順になっていますので、昇順に並び替えましょう。

日付データを全選択し、「編集」タブ >「並び替えとフィルター」>「昇順(S)」でできます。

8. 記事投稿数をカウント

もう少し!日付データの整形は終わったので、あとは記事投稿数をカウントしていくだけです。

投稿数だけカウントできればいいので、数字を上からナンバリングしていきます。

記事投稿数の列を作成し、まずは「1」を入力します。

その後下までナンバリングしていくわけですが、セルを選択した際の右下■をダブルクリックすると一番下までコピペされるので楽です。

ただし、このままでは「1」がコピペされるだけなので、「連続データ(S)」を選択しましょう。

これで、記事投稿数として一番最新の日付(一番下の行)までナンバリングされるはずです。記事投稿数のカウントは完璧ですね。

以上で、記事投稿数の日付推移を取得することができました!!

少し遠回りしている気もしますが、目的が達成できればOKということでお許しください・・・。

あとは煮るなり焼くなり、ご自由に分析しまくってください!

9. グラフを作成(おまけ)

最後はおまけです。せっかくならグラフも作成してみましょう。

本ブログの場合、2024/2/3時点では上画像のようになります。

これだけでは分析もクソもありませんが、見てみると面白いですね~

まとめ

さて今回は、WordPressで記事投稿数の日付推移を取得する方法についてまとめました。

いかがでしたでしょうか。

めちゃくちゃパワープレイですが、直感的で手順も超簡単なはずです。Excel:エクセルさえ使えれば誰でもできますからね。

皆さんも是非ご自身のブログ分析にご活用ください。

簡単な手順もまとめも記載しておきます。

記事投稿数の日付推移
  • Step1
    WordPressのコンソール(管理)画面を開く
  • Step2
    全選択してコピー

  • Step3
    Excel:エクセルに貼り付け

  • Step4
    日付データをテキストデータとして取得

  • Step5
    日付データ以外の不要な行を削除
    • データの一番最後(一番最後の行)まで移動
    • データの一番最後より上を全選択
    • 選択した範囲内の空白を「*」へ置換
    • 日付データのみ取得
  • Step6
    「時間」と「AM/PM」を削除

  • Step7
    日付データを昇順に並び替え

  • Step8
    記事投稿数をカウント

  • Step9
    グラフを作成(おまけ)

以上!

前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!

ブログ分析以外の記事も是非!

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