ゴール
さて今回は、Excelにおいて特定の条件で絞って値を抽出する方法についてまとめます。
フィルターをかけて値を抽出していくようなイメージです。
一緒にExcelを触りながら試してみましょう!
類似機能(読み飛ばしてOKです!)
類似機能も紹介しておきます。色々知った上で、場面に合わせて使い分けるようにしましょう!
フィルター機能
単純に「ホーム」タブの「編集」項目にある「並び替えとフィルター」でも同様のことができます。
テーブルデータの見出しにフィルターを付けてソートする方法です。
使う場面によってはこちらでもOKだと思います。パターンに応じて自動で値を表示させたいかどうかで分ければいいですかね??
VLOOKUP関数
VLOOKUP関数でも値に応じて項目を抽出できますが、こちらはフィルターとはイメージが違いますかね。
条件に該当するデータ1つを取ってくるので、該当するデータ全てを取ってくるのは難しいのかなと。
手順:FILTER関数
例を交えながら手順を確認していきましょう。
今回は例として、「勉強したいプログラミング言語アンケート」を取ったとします。「B列」に「氏名」、「C列」に「プログラミング言語」が記載されています。誰がどの言語を選んだのか、プログラミング言語でフィルターをかけて表示させるようにすることが目的です。「E列」でプログラミング言語を選ぶと、「H列」「I列」に表示されるようにします。
※おまけ
「E列」はプルダウンリストを作っています。作り方は以下でまとめていますので是非!
=FILTER(B4:C29,C4:C29=E4,"プログラミング言語を選択してください。")
必要な引数は以下の通りです。
FILTER(配列, 含む, [空の場合])
①配列:抽出した結果、返す値を指定する
②含む:抽出条件を指定する
③空の場合:抽出した結果、空の場合に返す値を指定する
①配列:抽出した結果、返す値を指定する
抽出した結果、返す値を指定します。今回は「氏名」と「プログラミング言語」の両方を返すようにしたかったので、「B列」と「C列」を指定しました。
返すのは「氏名」だけでいい!とかなれば、それに合わせて「B列」だけ指定するように引数を変えればOKです。
②含む:抽出条件を指定する
抽出条件を指定します。今回は、「E4」で選んだプログラミング言語に該当するものを「C列」の中から検索するようにします。
したがって、「C4:C29 = E4」、「C列」の中で「E4」に該当するものと条件を指定しています。
③空の場合:抽出した結果、空の場合に返す値を指定する
最後に、抽出した結果が空の場合に返す値を指定します。
今回は、「プログラミング言語を選択してください。」とコメントを返すようにしました。
テキストを返す場合は必ず「 ” :ダブルクォーテーション」で囲うようにしましょう。
まとめ
さて今回は、Excelにおいて特定の条件で絞って値を抽出する方法についてまとめました。
冒頭でもお伝えしましたが、類似した機能はたくさんあります。場面に合わせて使い分けれるようになりましょう。
FILTER(配列, 含む, [空の場合])
①配列:抽出した結果、返す値を指定する
②含む:抽出条件を指定する
③空の場合:抽出した結果、空の場合に返す値を指定する
以上!
前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!
Excel以外の勉強記事も是非!
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