ゴール
さて今回は、Excelで特定の値を検索し、該当する行の値を返す方法についてまとめます。
VLOOKUP関数の使い方と言えば分かりますかね??
学生の方はあまり使う機会がないと思いますが(私は学生の頃VLOOKUP関数なんて知りませんでした・・・)、社会人になるとめちゃくちゃ多様します。むしろそれしか使わないほどに。新社会人の方にとっては必須のExcelスキルだと思いますので必ず覚えておくようにしましょう。
ゴールのイメージをつけやすいように画像も載せておきます。
今回は例として、画像のようなことをやってみたいと思います。
- B3 ~ B12の中で好きなプログラミング言語を選択する
- 選んだプログラミング言語の開発元をC3 ~ C12の中から検索して値を返す
一緒にExcelを触りながら試してみましょう!
おまけ
余談ですが、以前VBAでVLOOKUP関数を使う方法についてもまとめています。(for Macなので、Windowsユーザーは若干違いがあるかもしれません・・・)
VBAは少し上級者向けですが、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
手順:VLOOKUP関数
タイトルや冒頭でも分かると思いますが、今回やりたいことを実行するためには「VLOOKUP関数」について知る必要があります。
中身を詳しく見ていきましょう。必要な引数は以下の通りです。
VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索方法])
①検索値:検索する値を指定する
②範囲:表の範囲を指定する(検索値、返す値が含まれた列を範囲に含むこと)
③列番号:返す値が入っている列番号を指定する
④検索方法:検索方法を指定する
各項目を具体例とともに見ていきましょう。
=VLOOKUP(B15, B3:G12, 2, FALSE)
①検索値:検索する値を指定する
まずは検索値です。画像の青色で囲われた項目が検索値にあたります。今回はB15セルに入力した値を表の中から検索するので、「B15」となっています。
②範囲:表の範囲を指定する(検索値、返す値が含まれた列を範囲に含むこと)
次に範囲を指定します。画像の赤色で囲われた項目が範囲となります。今回は表全体を範囲として指定しました。
③列番号:返す値が入っている列番号を指定する
次に返す値が入っている列番号を指定します。今回は「開発元」を返したいので、「2」列目を指定します。
この他にも例えば、「初版リリース年」を返したければ「3」列目、「影響を受けた言語」を返したければ「6」列目を指定するといったイメージです。
④検索方法:検索方法を指定する
最後に検索方法です。
「TRUE:近似一致」か「FALSE:完全一致」のどちらかを指定します。
今回は項目の値と完全に内容が一致した場合に値を返してほしいので、「FALSE」を指定しました。
結果確認
とまぁこんな感じで、それぞれ引数を適当に指定してあげることで、必要な項目を検索してこれるようになるわけです。
挙動を少し確認してみましょうか。うまくできると、以下画像のように、好きなプログラミング言語を選択すると、開発元が自動で入力されるようになるはずです。
まとめ
さて今回は、Excelで特定の値を検索し、該当する行の値を返す方法についてまとめました。
もう少し詳しく言うと、VLOOKUP関数の使い方ですね。
本当に社会人の方はよく使いますので、必ず使えるようにしておきましょう。
VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索方法])
①検索値:検索する値を指定する
②範囲:表の範囲を指定する(検索値、返す値が含まれた列を範囲に含むこと)
③列番号:返す値が入っている列番号を指定する
④検索方法:検索方法を指定する
以上!
前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!
Excel以外の勉強記事も是非!
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