※2024/5/5更新
ゴール
さて今回は、条件に合致する値の平均値を算出する関数:AVERAGEIF関数についてまとめます。
直近、条件分岐関連の関数(IF関数、IFS関数、SWICH関数)をまとめていたのはまさしくこのためです。気になる方はそちらも見てくださいね。
かなり使う機会も多い関数だと思いますので、是非使えるようにしておきましょう。
手順:AVERAGEIF関数
AVERAGEIF関数で必要な引数は以下の通りです。
AVERAGEIF(範囲, 条件, [平均対象範囲])
①範囲:条件を検索する範囲を指定
②条件:条件を指定
③平均対象範囲:平均値を算出する値の範囲を指定
例を見ながら見ていきましょう。
=AVERAGEIF($D$4:$D$12,C15,$E$4:$E$12)
# 「$」マークは無視でOKです。わざわざ入力する必要ありません
# C15は直接条件を指定してもOKです。"国語"等...
Aさん、Bさん、Cさんのそれぞれ国語、英語、数学の点数が一覧化されています。
この中から、3人の国語の平均値、英語の平均値、数学の平均値をそれぞれ算出してみます。
①範囲:条件を検索する範囲を指定
1つ目の引数では条件を検索する範囲を指定します。今回は、「科目」の列を選択します。
②条件:条件を指定
2つ目の引数では条件を指定します。国語の平均値を算出したければ、文字列として”国語”を指定しましょう。今回は「C15」、「D15」、「E15」にそれぞれ科目名を記載していましたので、その値をそのまま流用しています。
③平均対象範囲:平均値を算出する値の範囲を指定
3つ目の引数では平均値を算出する値の範囲を指定します。今回は点数の平均値を算出したいので、「点数」の列を選択します。
まとめ
さて今回は、条件に合致する値の平均値を算出する関数:AVERAGEIF関数についてまとめました。
冒頭にもお伝えしましたが、かなり使う機会は多いと思いますのでしっかりとマスターしておきましょう。
AVERAGEIF(範囲, 条件, [平均対象範囲])
①範囲:条件を検索する範囲を指定
②条件:条件を指定
③平均対象範囲:平均値を算出する値の範囲を指定
以上!
前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!
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