※2024/5/5更新
ゴール
さて今回は、Excelで複数の条件分岐を活用する方法についてまとめます。
単なる分岐条件(IF関数)については以前まとめています。また、前回はIFS関数を活用した複数の条件分岐についてまとめました。今回も複数の条件分岐ですが、IFS関数ではなく、SWITCH関数を活用したやり方です。
IF系の関数はご存じでも、意外とSWITCH関数って知られていないですよね??結構便利ですので活用してもらえればと思います!!
手順:SWITCH関数
さて、SWITCH関数で必要な引数は以下の通りです。
SWITCH(式, 値1, 結果1, [値2, 結果2], [値3, 結果3], …)
①式:評価する値、検索する値を指定する
②値n:①式が特定の値である場合の条件を指定する
③結果n:①式が②値nであった場合の結果を指定する
例題も見ていきましょう。
=SWITCH(C4, 1, "金", 2, "銀", 3, "銅")
※例題はIFS関数の時と同じものです。
順位が1の場合「金」、順位が2の場合「銀」、順位が3の場合「銅」と返すようにしてみましょう。
今回は、「C4」に入力した値によって、金、銀、銅に分岐して表示されるようにします。
ですので、①式:評価する値、検索する値には「C4」を指定します。C4に入力される値によって結果を変えたいからですね。
あとはそれぞれ値と結果を指定していくだけです。この値のときはこの結果、といったように条件を分岐させていきましょう。「1」だったら「金」、「2」だったら「銀」、「3」だったら「銅」と記載すればOKですね。
IFS関数のように、条件式を色々と指定することはできませんが、条件式が固定されており、値だけで分岐する場合にはSWITCH関数の方が使いやすいと思いますので、場面に応じて使いこなせるようにしましょう!
まとめ
さて今回は、Excelで複数の条件分岐を活用する方法についてまとめました。
IFS関数とSWITCH関数、それぞれ使いどころが変わってくると思いますので、関数の特徴を知り、その場で最適なものを使いこなせるようになるのがベストですね。
繰り返しにはなりますが、単純な分岐であればSWITCH関数の方が便利だと思います。逐一式を記載する必要がないためです。
SWITCH(式, 値1, 結果1, [値2, 結果2], [値3, 結果3], …)
①式:評価する値、検索する値を指定する
②値n:①式が特定の値である場合の条件を指定する
③結果n:①式が②値nであった場合の結果を指定する
以上!
前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!
Excel以外の勉強記事も是非!
オススメUdemy講座
オススメのUdemy講座も載せておきます。自学習にご活用ください!
コメント