はじめに〜筆者の経歴
こんにちは。Nラボ備忘録の筆者のうちの1人です。
この記事では、超初心者ながらIoT開発に挑んで学んだことを備忘録として書き連ねてみます。
この記事を見て、自分でもできそう・やってみようと思ってもらえれば嬉しいです。
まずは自己紹介がてら、筆者が超初心者ということを知ってもらうためにIoT開発に関係しそうな点をメインに経歴を書いておきます。
- 18歳大学に進学、物理学を学ぶ
C言語の講義を受け、プログラミングができるようになった気になる
実際はプログラミングの”プ”の字も理解していなかったと後々気づく - 22歳大学院に進学、物性に関する研究に取り組む
研究の過程で実験データ処理のためにpythonに手を出すが、今では使っていない
- 24歳博士課程には進まず、メーカー企業に就職
ほぼ希望通りの配属となる
ただし、IoT開発とは全く無関係 - 現在いろいろと思うがままに勉強中
- 統計検定
- Java
- サーブレット&JSP
- Arduino
- M5Stack etc…
どれも初学者/初心者レベルか良くて毛が生えた程度
一言で言うと、IoT開発に必要なスキルはほとんどない感じですね・・・。ArduinoやM5Stackは大いに関係ありますが、初学者レベルです。だいぶ不安ですが、「スキルがないから始められない」ではなくて、「スキルを身につけるために始める」と言う意気込みでいきましょうか!
IoTとは?
ところで、最近(?)よく聞くIoTって結局どういうものなのでしょうか。何となくの雰囲気は知っている人が多いとは思いますが、説明してと言われるとよくわからない人も多いのではないでしょうか。
IoTとは「Internet of Things」を略した言葉であり、日本語では「モノのインターネット」と訳されます。簡単に言えばモノとモノとがインターネットを介して接続されることをいい、モノをリモートで制御したり、モノとモノの間でデータを交換することができる状態のことです。
外出先から離れた自宅のエアコンをスマホで操作することがありますが、それもIoTの1つと言えます。
IoTの活用事例
IoTは離れたモノとモノを繋ぐことと言えます。そのような視点で見てみると様々なIoTが見えてきます。その事例を見ていき、IoTに対するイメージをさらに具体的にしていきたいと思います。
- スマートロック
最近は多くの家電がスマホから操作できるようになっています。これはIoTの代表的な例と言えます。その中でも筆者の知人が使っていたのですが、スマホから自宅の鍵の開け閉めができるスマートロックが印象的でした。
- スマートウォッチ
これはお持ちの方も多いのではないでしょうか。今では時計としての機能に加えて、電子マネーによる決済や健康管理など様々な機能を持っているものがあります。 - スマート家電
これはだいぶざっくりとした例ですが、先ほどのスマホから操作できるエアコンや外出先で中身を確認できる冷蔵庫、さらにはそれらの家電を声で操作できるスマートスピーカーなどあります。本当に便利な世の中になりました。
ここで紹介したものはほんの少しです。最近では街中でたくさんのIoTを見つけることができると思います。外出先でIoTを探してみるのも面白いかもしれませんね。
IoT開発なんて個人でできるの?
結論から言えば個人で開発できます。開発したいものによって必要な物は変わりますが、最低でも必要なものをリストアップしておきます。
- PC(パソコン)
後ほど出てくるマイコンモジュールに書き込むプログラムを作成する際に必要となります。
開発規模にもよりますが、スペックの細かい話は抜きにするとメモリ(ストレージ/記憶域ではないので注意)が8GB以上あると確実ではないでしょうか。4GBでも足りるのではと思います。筆者はPCの話に明るくないので、参考程度にして下さい。PCをお持ちの方は持っているもので試しにやってみるという感じでいいと思います。 - マイコンモジュール
筆者はM5Stack Basic V2.6を使ってIoT開発を始めました。選んだ理由としては、
・液晶ディスプレイ、ボタン3つ、無線通信対応、microSDカードスロットなどが最初から搭載
されている小型コンピュータ
・別売りのセンサー等を接続したり自由度高くカスタマイズすることが可能
・多機能なのにお値段はお手頃(筆者は6千円いかない程度で購入しました)
・近年人気のマイコンモジュールなのでネット上に情報が多い
といった点です。
ちなみにですが、2023年7月時点で後継機のM5Stack Basic V2.7が発売されたので、V2.6は在庫限りになっているようです。 - その他、目的に合ったセンサー類など
例えば温度センサーや湿度センサー、CO2センサー、赤外線センサーなど豊富にあります。値段は様々ですが、数百円で購入できるセンサーもあります。勉強していくうちに勝手がわかってきたら、自分が作りたいIoTデバイスに合ったセンサーを選んで購入するのがいいと思います。(筆者はとりあえず買い漁ったはいいが、使っていないセンサーがいくつもある状態です・・・)
以上のものがあれば、IoT開発が可能です。PCとマイコンモジュールさえあれば色々と遊べるので「Pcはあるし始めたいけど、続けられるか心配」という方はとりあえずマイコンモジュールのみ買って触ってみるのもいいと思います。
おすすめの書籍
もっと詳しくM5Stackについて知りたい!という方はこちらの書籍がおすすめです。とても詳しく載っていてわかりやすいです。
とりあえず何か作ってみたい!という方にはこちらの書籍がおすすめです。書いてある通りにやるだけでお手軽にIoTデバイスを作ることができます。
今回の記事はここで終わりにしたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。
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