SSDの特徴と基本原理【備忘録-基本情報技術者試験対策 #36】

基本情報技術者試験

※ 本記事では、基本情報技術者試験の対策として私が勉強したことを備忘録的にまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。

はじめに

さて今回は、基本情報技術者試験対策として、SSDの特徴と基本原理についてまとめたいと思います。

これまで長々とストレージ関連についてまとめてきましたが、最後に皆さんお馴染みのSSDについてです。

最近は安価なSSDもたくさん登場し、身近に感じられることも多くなってきていると思います。

試験でももちろん問われますので、しっかりと特徴や原理を覚えておくようにしましょう!

ちなみに私はこの参考書を使って勉強してました。

漫画形式で読みやすく、分かりやすい内容になっているため、無理なく学習を進められると思います。

過去問を解きまくり、不明点があれば参考書で知識を補う、このサイクルで試験対策するのが私のオススメです!

最新版はこちらです。

少し内容が異なる部分もあるかもしれませんが、大まかには変わらないはずですので、安心して下さい。

SSD(Solid State Drive)とは

SSD(Solid State Drive)は、データを保存するためのデバイスで、従来のHDD(Hard Disk Drive)と比べて、読み書き速度が速く、耐久性に優れ、静音性があります。以下に、その特徴と利点を詳しく説明します。

  • 高速な読み書き:
    SSDはフラッシュメモリを使用しており、データの読み書きが非常に高速です。これにより、アプリケーションの起動時間が短縮され、ファイルの転送やビデオ編集などの作業がスムーズに行えます。「データの読み書きが非常に高速」この特徴はすごく大切です。
  • 耐久性:
    SSDは機械的な部品を含まないため、衝撃や振動に強く、長寿命です。これは、モバイルデバイスやゲーム機など、頻繁に移動するデバイスに特に適しています。
  • 静音性:
    SSDは機械的な部品を含まないため、動作音がほとんどありません。これは、静かな環境での作業や、音響機器と一緒に使用する場合に有利です。
  • 低消費電力:
    SSDはHDDと比べて消費電力が少ないため、ノートパソコンのバッテリー寿命を延ばすことができます。

SSDの動作原理

SSDは、データを保存するためのデバイスで、その中には「フラッシュメモリ」と呼ばれる部品があります。このフラッシュメモリは、電子の動きを利用してデータを記録したり、消去したりします。

まぁフラッシュメモリがたくさん入ってる~程度で覚えておいていだだければOKです。

★フラッシュメモリについてはこちら

また、SSDには「コントローラ」という部品もあります。これは、SSDの司令塔のようなもので、データの読み書きを管理したり、フラッシュメモリの寿命を長くするための処理を行ったりします。

さらに、SSDには「DRAMキャッシュ」という部品もあります。これは、一時的にデータを保存する場所で、データの読み書きを高速化する役割を果たします。

「コントローラ」や「DRAMキャッシュ」についてはおまけ程度でOKです。なんかしら効率化・高速化のために制御する部分と、一時的にデータを保存しておく場所があるんだな~程度に思っておいてください。

以上が、SSDの基本的な原理です。電子の動きを利用してデータを記録し、コントローラとDRAMキャッシュがそれを高速化し、効率的に管理する、と覚えていただければと思います。

これにより、SSDは高速なデータの読み書きを実現し、パソコンのパフォーマンスを向上させることができます。また、機械的な部品がないため、耐久性も高く、静音性もあります。

ちなみに余談ですが、SSDにはものすごくたくさんの高速化技術が詰まっています。

その中の1つとして、内部的にRAIDのような並列処理がなされており、読み書きを高速化しているといった工夫もあります。

実はこのRAIDという技術に関する知識も基本情報技術者試験では問われることがあります。

まだRAIDについてよく分っていない~という方は是非SSDと一緒に覚えておくようにしましょう!

SSDとHDDの違い

さてさて、ではすごく重要な、SSDとHDDの違いに関するお話です。

一見するとSSDはHDDの上位互換・・・みたく思えてしまうかもしれませんが、それぞれ特徴があり、場面場面に応じてしっかりと使い分ける必要があります。完全な代替え品にはなっていないということですね。

この機会にしっかりと違いも把握しておきましょう。

SSDとHDDの特徴の違いは簡単にまとめると以下の通りです。

SSDHDD
動作原理フラッシュメモリを使用してデータを保存磁気ディスクにデータを保存
特徴物理的な動きなし
衝撃に強い
消費電力が少ない
静穏性に優れる
HDDに比べてデータの読み書きが高速
値段が高い
物理的な動き(磁気ヘッドとディスク)あり
衝撃に弱い
消費電力が多い
動作音あり
SSDに比べてデータの読み書きが遅い
値段が安い

上記より、基本的にはSSDの方が性能的には優れています。

ただし、とにかく値段が高い!というのがデメリットになります。あまりデータの読み書き速度を求めず、大容量のデータを保存したいというニーズであれば、HDDでも十分です。

要は適材適所というわけですね。ご自身の用途に合わせて必要なストレージを選択しましょうというのが結論です。

おまけ:PC選びにおけるストレージの選択

この章は完全におまけです。

勉強に疲れたときのCoffee Breakとして読んでいただけると嬉しいです!

実は本ブログでは、超初心者向けに新しくPCを購入する際の注意点や大切なポイントをまとめている記事もあげています。

そちらでもSSDとHDDどちらにするか??みたいな話を書いていますので、試験勉強だけでなく、PC周りに興味のある方は是非読んでもらえると嬉しいです!

最後に

さて今回は、基本情報技術者試験対策として、SSDの特徴と基本原理についてまとめました。

要はフラッシュメモリをたくさん並べて保存しているよ~ってことですね。

そして重要なポイントはもう一つ、どのような利点があるのかです。こちらはHDDとの比較を考えてあげることで特徴が明確になりますね。

特徴と基本原理、どちらもそこまで難しい内容ではないと思いますので、しっかりと頭に入れておくようにしましょう!

SSD(Solid State Drive)はデータを保存するためのデバイス

「フラッシュメモリ」と呼ばれる部品が内蔵されており、データの読み書きを行う

従来のHDD(Hard Disk Drive)と比べて、読み書き速度が速く、耐久性に優れ、静音性が高いが、値段は高価

前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!

基本情報以外の勉強記事も是非!

オススメ参考書 & Udemy講座

過去問編

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