※2024/5/19更新
はじめに
さて今回は、CPU(コア/スレッド/Intel or AMD)・メモリ・ストレージ選びの基準についてまとめたいと思います。
これまで何シリーズかにわたってCPUやGPUについてまとめてきましたが、結局気になるところは、どのくらいの性能のものを選択すればいいの??といったところですよね。
もちろんその人の使い方にも依存してしまいますので一概には言えませんが、ひとまず私の経験を踏まえてお話したいと思います。
是非参考程度に聞いていただければ嬉しいです。
それではさっそく見ていきましょう!
※おまけ:CPU(コア/スレッド)・メモリ・ストレージって??
CPU(コア/スレッド)・メモリ・ストレージが分からない方は以下を参考にしてください!
PC購入までの流れをまとめたロードマップも是非!!
CPU(コア/スレッド/Intel or AMD)
CPU
さてまずは、CPUについてです。
基本的には、CPUの「世代」だけ気にしておけばいいのではないでしょうか。
流石に最新世代は値段的に高いので、1 ~ 3世代ほど古い世代を選択するのが無難なのではないでしょうか。最新世代でなければ以外と安くすむので・・・
※おまけ:世代って??
世代や、CPUの数字、記号が表す意味について知りたい方は以下を参考にしてください!
とまぁざっくりと基準を述べたわけではありますが、やっぱり定量的に知りたい!!という方もいるのではないでしょうか??
せっかくならばベンチマークテストの基準も少しだけ記載しておきましょう。あくまでも私の個人的なイメージだけの問題ですので参考程度でお願いします!
PassMark値 | 目安:使用用途 |
---|---|
~ 2000 | 2000以下のCPUはほとんど存在しないため気にしなくてOK。ネットサーフィン程度でも使っていて困るかも・・・??正直もっと性能の高いCPUを選ぶべきだと思います・・・。 |
2000 ~ 5000 | 一般的なネットサーフィン、事務作業、Office作業程度なら困らない。学生さんであればこの程度でも十分かと。リモート会議もまぁ困らない?? |
5000 ~ 8000 | 一般的なネットサーフィン、事務作業、Office作業程度ならサクサク進む。リモート会議であればこのくらい欲しい気がする。最近はリモートでの作業も主流なので初心者向けであればこの程度を選んでおくのが無難?? |
8000 ~ 10000 | 高性能な印象。リモート会議もサクサクだし、軽いゲーム程度も可能とのこと。長く使うので少しは良いものを買いたい!ということであればこのくらいがオススメかと。 |
10000 ~ 20000 | 相当高性能。動画編集や3Dゲームもしっかりと楽しみたければこのくらい。お値段も少し高くなってくる。ただ、最新世代から1 ~ 3世代程度古いものでもだいたいこのくらいにおさまるので、以外とお値段次第では買ってしまってもありかも?! |
20000 ~ | 超高性能。このあたりからオーバースペック感が否めなくなってくる。ただ、重いソフトを複数同時に使用したり、重めの3Dゲームをがっつりやりたいのであれば欲しくなってくる?!正直こんなにいらない気もしますが・・・、まぁ大は小を兼ねるということで全然ありだと思います! |
とまぁこんな感じですかね・・・。参考程度に利用してもらえればと思います。
最新から1 ~ 3世代ほど古いCPUを選択するのが無難??
※おまけ:ベンチマークテストって??
ベンチマークテストとは??と、オススメのベンチマークテストについて知りたい方は以下を参考にしてください!
コア/スレッド
うーむ、コアとかスレッドは正直なんでもいいですかね~、私はあんまり気にしていません。
初心者の方はとりあえず世代でCPUを選んじゃえばOKだと思います。
強いてポイントを挙げるなら、高負荷な作業を行う見込みがあるのであれば、やはりコア数、スレッド数が多いものを選択するのがよいでしょう。
「Intel Core」 or 「AMD Ryzen」
CPUの最後は「Intel Core」 or 「AMD Ryzen」についてです。
CPUにもメーカーによって色々種類があるわけですね。
正直どっちでもいいですが、とにかく無難なものを!ということであれば「Intel Core」を選んでおけばいいのではないでしょうか。
※おまけ:「Intel Core」 or 「AMD Ryzen」
「Intel Core」 or 「AMD Ryzen」について詳しく知りたい方は以下も参考にしてください!
メモリ
続いてメモリです。
だいたいの目安は以下ですかね~
メモリ | 目安:使用用途 |
---|---|
4GB | ネットサーフィンや簡単な作業だけなら4GBで十分でしょう。ほとんどPCなんて使わないよ!という方であれば4GBを選んでOKだと思います。 |
8GB | ネットサーフィン以外にも、様々なソフトを使う場合には8GBが必要でしょう。学生さんだと色々なソフトを触る機会も多いと思いますので、初心者の方であればとりあえず8GBにしておくのが無難だと思います。プログラミングとかやるならこれくらい必要?? |
16GB | PCゲームとかやることを考えるのであれば16GBが欲しくなってくるでしょう。少し重めの作業も難なくこなせるようになります。初心者の方でも、せっかくならばよいものを買いたい!という方であれば、16GBの購入も大いにありだと思います。 |
32GB | PCゲームや動画編集等、相当重めのタスクも難なくこなせるようにするならば32GBが欲しいでしょう。これだけあればまぁ困ることはないと思います。 |
64GB~ | ここまでくるとオーバースペックすぎるのでいらないでしょう・・・。動画編集とかをガッツリガッツリやる方であれば必要??まぁいらないと思います。初心者の領域ではないですね。最初から64GBにするのではなく、使っている途中でメモリ増強とかを考えた方が現実的だと思います。 |
とまぁ全てまとめるとこんな感じですかね。
あえてピックアップするならば以下の通りです。
8GB or 16GBを選んでおくのが無難
ストレージ
最後にストレージです。
目安の前にまず一言・・・
必ずSSDを選ぶべし!
です。
ストレージにはHDDとSSDがありますが、HDDよりもSSDの方が高速にデータの読み書きできるので、余程の理由がない限りSSDでOKだと思います。
もちろんその分値段は高くなりますが、最近のSSDはそこまで高いわけではないはずです。せっかくPCというある程度高い買い物をするのであれば、そんなポイントで妥協するべきではないと思います。あくまでも個人的な意見ですが・・・。
とまぁそんなこんなでSSDの方がよいと分かったところで、以下が目安です。
ストレージ | 目安:使用用途 |
---|---|
128GB | オフィス系ソフトで作成したものを保存するだけなら128GBで足りるでしょう。ただ、あくまでも足りるというだけであって、不要なファイルの整理は必要になると思います。余裕たっぷり!というわけではないです。 |
256GB | 少し余裕を持たせたいなら256GBがオススメです。これだけあれば基本的に困ることはないでしょう。そこまで値段が高くなるわけでもないですし私はイチオシです。 |
512GB | PCゲーム等もやりたいのであれば、512GB程度必要です。ファイルが相当重いですからね~。512GBが最低ラインっぽいです。 |
1TB~ | 1TBあれば、PCゲームをやっていても余裕があります。それ以上は必要に応じて外付けのストレージを利用すればいいのではないでしょうか・・・と私は感じます。まぁこの辺は人それぞれですね~ |
まぁ最近は外付けのUSBメモリやクラウドを活用することが一般的になりつつありますからね。もしかしたらそこまで大容量のストレージは必要ないのかもしれません。特に学生さんであればクラウドをほぼ無制限に利用可能とかありますし・・・。この辺りは時代の流れで必要度が大きく変わりそうですね~。
私のオススメは以下の通りです。
一般的な使い方であれば256GBがオススメ。
PCゲームするなら1TB??
最後に
さて今回は、CPU(コア/スレッド/Intel or AMD)・メモリ・ストレージ選びの基準についてまとめました。
私の超主観、個人的な偏見混ざりまくりですが、少しでも参考になれば嬉しいです。余程的外れなことを言っているわけではないと思いますので、その辺はご安心ください。
私のオススメも軽くまとめも記載しておきます。
★CPU
最新から1 ~ 3世代ほど古いCPUを選ぶのが無難。
コア数、スレッド数はそこまで気にしなくてOK。
「Intel」or「Ryzen」は正直どちらでもいいが、強いて挙げるなら「Intel」が無難。
★メモリ
8GB or 16GBを選んでおくのが無難。
★ストレージ
一般的な使い方であれば256GBがオススメ。
PCゲームするなら1TB??
以上!
前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!
PC選び以外の勉強記事も是非!
オススメのデスクトップPC – ガレリア(GALLERIA)
参考までに私がオススメするデスクトップPCもいくつか挙げておきます。
今回はガレリア(GALLERIA)のデスクトップPCしかピックアップしていません。最近だと様々な場面でピックアップされることも多くなり、最も有名なゲーミング用のデスクトップPCの1つといっても過言ではないですよね。
他にもオススメBTOメーカーはいくつかありますので、そのうち記事にまとめますね。
※若干ゲーミングPC寄りの選択になっていることはご了承ください。もちろんゲーミングだからといってゲームにしか使えないというわけではありませんのでご安心を。基本的にはゲームが安定してできれば他は何不自由なくできます。
GALLERIA RA7C-R46T SSD500GB搭載
「GALLERIA RA7C-R46T SSD500GB搭載」はハイエンドモデルの中でも真ん中あたりの性能を有するPCです。
ハイエンドと言われると一番すごいという印象を持たれるかもしれませんが、さらに上の超ハイエンドPCもありますので、手の届かないPCではないのかなと思います。手の届く範囲で性能が高いよ~くらいです(人にも寄りますけどね・・・)。
GALLERIA RA7C-R47 SSD500GB搭載
もう1つは「GALLERIA RA7C-R47 SSD500GB搭載」です。
先ほど紹介したものとは搭載しているGPUが異なります。先ほどのPCでも十分高負荷に耐えうる性能ではありますが、さらにさらに負荷のかかるゲームなどをプレイしたい場合は、少しお金をかけてGPUをアップグレードさせるのはありだと思います。
是非参考にしてもらえればと思います!
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