※2024/4/24更新
はじめに
さて今回は、ベンチマークテストについてまとめたいと思います。
まぁ単純に言えばCPUやGPUの性能を表す成績表・・・、戦闘力を測るためのテストみたいなものです。
性能が数値化されるとPC選びの基準を作りやすいですよね。絶対に確認しろというわけではありませんが、参考にするのはありだと思います。
ベンチマークテストとは何か??そして、おすすめのベンチマークテストソフトまで紹介してきますので、是非チェックしてもらえればと嬉しいです。
それではさっそくいきましょう!
PC購入までの流れをまとめたロードマップも是非!!
ベンチマークテストとは何か?
ベンチマークテストの定義
ベンチマークテストとは、コンピュータ・デバイスの性能を測定するためのテストのことを指します。具体的には、CPUの速度、メモリの速度、ディスクの読み書き速度など、コンピュータの各部分の性能を数値化し、比較可能な形で表示します。
ベンチマークテストの特徴と利点
ベンチマークテストの最大の特徴は、性能を数値化し比較可能な形で表示することです。これにより、異なるハードウェアやソフトウェア間での公平な比較が可能となります。また、ベンチマークテストは、システムの最適化やトラブルシューティングにも役立ちます。
ベンチマークテストを利用することで、ユーザーは自分のシステムがどの程度の性能を持っているのかを知ることができ、それを基に最適な製品を選定したり、システムの最適化を行ったりすることができます。
ベンチマークテストの種類
CPUベンチマークテスト
CPUの性能を測定するテストです。算術演算や論理演算の速度、マルチタスク処理の能力などを評価します。
GPUベンチマークテスト
グラフィックスカードの性能を測定するテストです。3D描画の速度や画質、ビデオ再生の品質などを評価します。
メモリベンチマークテスト
メモリの性能を測定するテストです。読み書き速度やレイテンシ、帯域幅などを評価します。
ストレージベンチマークテスト
ストレージデバイス(HDD、SSDなど)の性能を測定するテストです。読み書き速度やアクセス時間などを評価します。
おすすめのベンチマークテストソフト・ウェブサイト
ベンチマークテストを実行できるソフト・ウェブサイトは様々種類が存在します。おすすめをいくつか紹介しますので、是非参考にしてもらえればと思います。
ただ・・・
とりあえず「PassMark」を使っておけばOK
だと思います。様々な測定が可能ですし、一番使い勝手が良かったので・・・。
もちろん、PassMarkの使い方もまとめています!気になる方は是非ご覧ください。実際に触って動かしてみた方がどんなものかしっくりくると思います。
PassMark
PassMarkは、PCの性能を測定するためのベンチマークテストソフトウェアです。
具体的には、CPUの速度、メモリの速度、ディスクの読み書き速度など、コンピュータの各部分の性能を数値化し、比較可能な形で表示します。また、PassMark Softwareのウェブサイトでは、ユーザーが投稿したベンチマーク結果を基に、CPUの相対的な速度を比較するための包括的なCPUチャートを提供しています。これにより、Intel、AMD、Apple、Qualcommなどの異なるプロセッサの速度を比較することが可能です。これらのチャートには、サーバーやワークステーション用のCPU(Intel XeonやAMD EPYCプロセッサー)、デスクトップCPU(Intel CoreシリーズやAMD Ryzen)、ARMプロセッサー(Apple M1やQualcomm Snapdragon)、モバイルCPUなどが含まれています。これにより、ユーザーは自分のシステムの性能を他のシステムと比較し、最適な製品を選定したり、システムの最適化を行ったりすることができます。
また、PassMarkのテスト結果は、オーバークロックされたシステムの性能を評価するための基準としても使用されます。これにより、ユーザーは自分のシステムが安定して動作するかどうかを確認することができます。このように、PassMarkはPCの性能評価における重要なツールとなっています。
もちろん、CPUだけでなく、GPUやメモリ、ストレージのベンチマークテストを実施することも可能です。かなり汎用的で信頼性の高いテストですので、PassMarkを利用していれば間違いなしかなと思います。
Cinebench
「Cinebench」は、3Dグラフィックスソフト「Cinema 4D」の開発元であるMaxon Computer社が提供する、業界標準のベンチマークソフトウェアです。
Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、コンピュータのCPUとGPUの能力を評価します。また、Cinebenchは幅広いハードウェア構成に対応するように設計されています。
3D描画の性能を詳細に評価することができるという特徴を有しています。
3DMark
3DMarkは、PCのゲーム性能を測定するためのベンチマークテストソフトです。多数のテストシナリオが用意されており、様々な環境下での性能を評価することができます。
CrystalDiskMark
CrystalDiskMarkは、ディスクの読み書き速度を測定するためのベンチマークテストソフトです。SSDやHDDなど、様々な種類のディスクの性能を評価することができます。
シーケンシャルリード・ライトと呼ばれるデータを連続して読み書きする性能テストや、ランダムリード・ライトと呼ばれるデータをランダムに読み書きする性能テストなどが存在します。
※おまけ:CPU・GPUの数字や記号の意味
以前、CPU・GPUの数字や記号の意味についてまとめています。せっかくならばそれぞれが何を表しているのか理解した上でツールを活用していただければと思います。
最後に
さて今回は、ベンチマークテストについてまとめました。
繰り返しにはなりますが、色々な測定を行って性能を可視化するためのテストになります。
もちろん必ず見ろというわけではありませんが、PC選びにおいて各パーツの相対的な立ち位置を定量的に測れるというのは大きいはずです。
眺めているだけでも楽しいですしね。無限に暇つぶしできる自信があります。
以下簡単なまとめです。
★ベンチマークテストとは
コンピュータ・デバイスの性能を測定するためのテスト
性能を数値化し比較可能な形で表示する
★オススメのベンチマークテストソフト
PassMark
以上!
前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!
PC選び以外の記事も是非!
オススメのデスクトップPC – ガレリア(GALLERIA)
参考までに私がオススメするデスクトップPCもいくつか挙げておきます。
今回はガレリア(GALLERIA)のデスクトップPCしかピックアップしていません。最近だと様々な場面でピックアップされることも多くなり、最も有名なゲーミング用のデスクトップPCの1つといっても過言ではないですよね。
他にもオススメBTOメーカーはいくつかありますので、そのうち記事にまとめますね。
※若干ゲーミングPC寄りの選択になっていることはご了承ください。もちろんゲーミングだからといってゲームにしか使えないというわけではありませんのでご安心を。基本的にはゲームが安定してできれば他は何不自由なくできます。
GALLERIA RA7C-R46T SSD500GB搭載
「GALLERIA RA7C-R46T SSD500GB搭載」はハイエンドモデルの中でも真ん中あたりの性能を有するPCです。
ハイエンドと言われると一番すごいという印象を持たれるかもしれませんが、さらに上の超ハイエンドPCもありますので、手の届かないPCではないのかなと思います。手の届く範囲で性能が高いよ~くらいです(人にも寄りますけどね・・・)。
GALLERIA RA7C-R47 SSD500GB搭載
もう1つは「GALLERIA RA7C-R47 SSD500GB搭載」です。
先ほど紹介したものとは搭載しているGPUが異なります。先ほどのPCでも十分高負荷に耐えうる性能ではありますが、さらにさらに負荷のかかるゲームなどをプレイしたい場合は、少しお金をかけてGPUをアップグレードさせるのはありだと思います。
是非参考にしてもらえればと思います!
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