AZ900を取得する際、様々な過去問等を解いた自分用メモを参考に、重要な単語のみをまとめてみました。(第1弾)最短で合格できるように誰かのサポートになれたらと思います。
合格体験記
過去自分が学んだ際の体験をまとめました。ぜひ参考にしてください。
クラウドコンピューティング
クラウドモデル
・パブリッククラウド
インターネットを通じてアクセス可能なクラウドサービスのことです。企業や個人がデータやアプリケーションをクラウド上で管理・運用することができます。パブリッククラウドは、柔軟性や拡張性が高く、コスト効率も良いため、多くの企業が利用しています。また、セキュリティ対策やバックアップなどもクラウドプロバイダが管理してくれるため、安心して利用することができます。
・プライベートクラウド
組織が所有し、管理する専用のクラウド環境です。パブリッククラウドとは異なり、プライベートクラウドはセキュリティとプライバシーの要件を満たすために、組織内でのみアクセス可能です。プライベートクラウドは、データの保護とコントロールを強化し、組織のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。
・ハイブリッドクラウド
パブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせた環境です。企業は、セキュリティやコストの観点から、一部のデータやアプリケーションをプライベートクラウドに保管し、他のデータやアプリケーションをパブリッククラウドで管理することができます。ハイブリッドクラウドは、柔軟性とスケーラビリティを提供し、ビジネスのニーズに合わせた最適なクラウド環境を実現します。
・マルチクラウド
複数のクラウドプロバイダーを組み合わせて利用することを指します。これにより、異なるクラウドプロバイダーの特徴や利点を最大限に活用することができます。マルチクラウドを活用することで、柔軟性や可用性の向上、コストの最適化、リスクの分散などのメリットが得られます。また、マルチクラウド戦略は、ベンダーロックインの回避やデータの冗長性の確保にも役立ちます。
・クラウドの料金
使用量に応じた料金=従量課金のみ発生する。秒単位
・Capex
Capex(Capital Expenditure)は、企業が資本費用として支出する金額を指します。これは、企業が新しい資産や設備を購入するために必要な費用です。Capexは、企業の成長や拡大に不可欠な要素であり、将来の収益を生み出すための投資として重要です。企業は、Capexの計画と予算を立てることで、効果的な資本支出戦略を策定することができます。
・OPEX
OPEX(Operating Expenses)は、企業が日常的な業務を遂行するために必要な費用のことです。これには人件費、賃貸料、光熱費などが含まれます。OPEXの管理は、企業の効率性と収益性に直接影響を与える重要な要素です。適切なOPEX管理は、コスト削減や業務プロセスの最適化につながります。
クラウドサービスのメリット
・可用性
システムやサービスが必要な時に利用可能であることを指します。可用性の高いシステムは、ユーザーにとって信頼性があり、中断や停止が少ないことが求められます。可用性を確保するためには、冗長性の導入や障害への対応策の準備が重要です。また、モニタリングやメンテナンス活動も可用性向上に貢献します。
※フォールトトレランス(システムの停止やダウンタイムを防ぐ)を備えている
・信用性
どれだけ壊れにくいかを指します。クラウドではAIが故障予測のもの、ハードウェアを交換して常に万全な状態に保っています。
・スケーラビリティ
システムやソフトウェアが負荷やユーザー数の増加に対して柔軟に対応できる能力を指します。システムやソフトウェアの設計やアーキテクチャがスケーラブルであれば、追加のリソースやユーザーの増加に対してもパフォーマンスを維持することができます。スケーラビリティは、ビジネスの成長や需要の変動に対応するために重要な要素です。
・俊敏性
ビジネス環境の急速な変化に適応し、即座に価値を提供する能力を指します。Azureのリソースを効果的に活用し、柔軟なクラウドソリューションを構築することで、企業は変化に迅速かつ効果的に対応し、競争力を維持できます。 AZ-900取得者はこの俊敏性を理解し、クラウドテクノロジーを通じてビジネス目標を達成する手段として活かすスキルを身につけます。
※弾力性=使いたいときに柔軟にリソースを確保し、不必要な際に開放すること
クラウドサービスの種類
・SaaS
SaaS(Software as a Service)は、クラウドコンピューティングの一形態であり、ソフトウェアをインターネット経由で提供するサービスです。ユーザーは自分のデバイスにソフトウェアをインストールする必要がなく、インターネットに接続するだけで利用できます。SaaSは、利用者にとって柔軟性と利便性を提供し、企業にとっては運用コストの削減とスケーラビリティの向上をもたらします。
・PaaS
PaaS(Platform as a Service)は、クラウドコンピューティングの一形態であり、アプリケーションの開発や実行に必要なプラットフォームを提供します。開発者は、インフラストラクチャやランタイム環境の管理について心配することなく、アプリケーションの開発に集中することができます。PaaSは、スケーラビリティや可用性の高いアプリケーションの構築を容易にし、開発の効率を向上させます。
・IaaS
IaaS(Infrastructure as a Service)は、クラウドコンピューティングの一形態であり、インフラストラクチャ(サーバー、ストレージ、ネットワークなど)を仮想化して提供するサービスです。ユーザーは自身のアプリケーションやデータをクラウド上で実行するために必要なインフラストラクチャを利用することができます。IaaSは柔軟性とスケーラビリティを提供し、ユーザーは自身のニーズに合わせてリソースを迅速に拡張または縮小することができます。
単語帳一覧
本資格を取る際に参考にした教材と勉強法について
参考書はいかがお勧めです、1周するだけで大体の知識を得ることができます。
参考書をさっと見たうえで、以下の過去を解くことで、ほどんとの領域をカバーすることができます。
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