【DRAM/SRAM】RAMの分類と基本原理まとめ【備忘録-基本情報技術者試験対策 #19】

基本情報技術者試験

※2024/5/17更新

※ 本記事では、基本情報技術者試験の対策として私が勉強したことを備忘録的にまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。

はじめに

さて今回は、基本情報技術者試験対策として、RAM(Random Access Memory)の分類と基本原理についてまとめたいと思います。

メモリとは、まさにコンピュータの命を支える源です。

本記事では先ず、RAMの基本概念に迫ります。メモリの役割や重要性を理解することで、コンピュータのデータの取り扱いに対する理解が深まります。

そして、そのさらなる深層へと進み、DRAM(Dynamic RAM)とSRAM(Static RAM)の特徴や仕組みに迫ります。それぞれのメモリの違いを把握することで、コンピュータの効率的な運用が可能になります。

ちなみに私はこの参考書を使って勉強してました。

漫画形式で読みやすく、分かりやすい内容になっているため、無理なく学習を進められると思います。

過去問を解きまくり、不明点があれば参考書で知識を補う、このサイクルで試験対策するのが私のオススメです!

最新版はこちらです。

少し内容が異なる部分もあるかもしれませんが、大まかには変わらないはずですので、安心して下さい。

RAM(Random Access Memory)の基本概念と特徴

メモリとは何か?

いきなりRAMの解説へと入る前に、まずはメモリとは何かについて、軽く触れておきましょう。

メモリ(Memory)は、コンピュータがデータを読み書きするためのストレージ領域であり、一時的にデータを保持する役割を担っています。コンピュータがアプリケーションを実行したり、データを処理したりする際に、必要な情報をメモリに格納して高速にアクセスすることができます。

主なメモリの種類としては、以下の3つが挙げられます。

  1. RAM(Random Access Memory):
    RAMはコンピュータの主記憶装置であり、高速なデータアクセスと一時的なデータ保持能力を持ちます。電源が切れるとデータが消えるため、一時的なデータのみを保存します。
  1. ROM(Read Only Memory):
    ROMは読み取り専用のメモリであり、コンピュータの基本的な動作情報やファームウェアが格納されています。書き換えることができないため、永続的な情報を保存するのに適しています。
    ROMについては、次の記事で解説しますね。