※2024/5/19更新
はじめに
さて今回は、PC初心者向けにGPU選びの基準についてまとめたいと思います。
これまでのPC選びシリーズとは少し毛色が変わって、主にゲームをやること目線、ゲーミングPC目線のお話になります。というのも、GPUの性能を重視する必要があるパターンが、そもそもゲームに重きを置いた場合しかないと思うからです(もちろん他にもあるかも・・・、動画編集とかも必要??)。
ネットサーフィンや、オフィスソフトの利用等、ごくごく一般的でライトな使い方しかしない方は、そこまでGPUを重視する必要はないかと思いますので、そのつもりでお願いします。そんな方々はむしろ、GPUよりも、CPUの話が重要なので、まずはそちらをご覧いただけると嬉しいです。
とまぁ、そんな前置きがありつつ、GPUの話ですが、正直ベースで話すと、やりたいゲームや動作環境にも依存するので、確実にこれ!といったものは中々言えません。色々なゲームの動作環境を基準に、余裕を持ったGPUを選びましょう。
ちなみに今回は、ベンチマークテストの1つであるPassMarkを基準にお話しします。ベンチマークテストとは、いわゆるPCパーツの成績表です。中でも、PassMarkとは、ベンチマークテストを実施できるソフト??サービス??の一種です。それらを知っている前提でお話が進んでいきますので、内容を理解しておいていただけると、以降の話がより理解しやすくなると思います。
以前記事にもしていますので、気になる方は以下をチェックです!
★ベンチマークテストって何??
★PassMarkの使い方
それではさっそく見ていきましょう!
PC購入までの流れをまとめたロードマップも是非!!
GPU選びの基準
さてさて、さっそくGPU選びの基準についてです。
冒頭にもお伝えしましたが、ご自身がやりたいゲーム、動作環境に依存して、必要なスペックが変わってきます。
メジャーなゲームタイトルを例にとり、必要なスペックを見ていきましょうか。
ゲームタイトル | 推奨動作環境 | PassMark値 |
---|---|---|
Apex Legends(エーペックスレジェンズ) | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 | 9643 / 8346 |
VALORANT(ヴァロラント) | NVIDIA GeForce GT 730 / AMD Radeon R7 240 ※ハイエンドスペック(144 FPS以上)では以下 NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti / AMD Radeon R7 370 | 830 / 892 ※ 6308 / 4514 |
FINAL FANTASY XIV(ファイナルファンタジー14) | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon RX 480 | 9643 / 8644 |
原神 | NVIDIA GeForce GTX 1060 | 10081 |
オーバーウォッチ2 | NVIDIA GeForce GTX 1060 / NVIDIA GeForce GTX 1650 / AMD Radeon R9 380 / AMD Radeon RX 6400 | 10081 / 7872 / 6185 / 7483 |
LoL:League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド) | NVIDIA GeForce GTX 560 / AMD Radeon HD 6950 | 2728 / 2616 |
グランド・セフト・オートV | NVIDIA GeForce GTX 660 / AMD Radeon HD 7870 | 3998 / 4641 |
Minecraft | NVIDIA Geforce GTX 745 / AMD Radeon R7 240 | 2146 / 892 |
モンスターハンター:ワールド | NVIDIA GeForce GTX 1060 / NVIDIA GeForce GTX 1650 / AMD Radeon RX 480 | 10081 / 7872 / 8644 |
Palworld | NVIDIA GeForce RTX 2070 | 16184 |
上記一覧を見る感じだと、10000程度あれば十分遊べそう??ですね。
今回は(超偏見込々の私が思う)メジャータイトルをピックアップして必要なGPUのPassMark値を例としてあげましたが、もちろんネットで調べればもっと詳しくまとめてくださっている方はたくさんいます。
その他はどうなんだろう・・・と気になる方は、是非「PCゲーム 推奨スペック 一覧」とかで検索してみてください。
また、ピンポイントでこのゲームやりたい!というのが決まっている方は、必ずそのゲームの推奨スペックを調べた上で、性能的に余裕をもったGPUが搭載されているPCの購入をオススメします。「大は小を兼ねる」ですよ。
ちなみにおまけとして、重いと有名なPCゲームも少しピックアップしてみましょうか。
ゲームタイトル | 推奨動作環境 | PassMark値 |
---|---|---|
ARK: Survival Ascended | GeForce RTX 3080 | 25337 |
ホグワーツレガシー | NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti | 18543 |
Battlefield 2042 | NVIDIA Geforce RTX 3060 | 15517 |
Palworld | NVIDIA GeForce RTX 2070 | 16184 |
結構高水準なGPUを求められますね~。ただ、手の届かない範囲ではないですね。最新世代よりも少し前の世代のGPUを選べば事足りそうです。意外と最新でなければ値段もお手頃ですしね。
ちなみに私の使っているPCは「NVIDIA GeForce RTX 4060Ti」です。PassMark値は「22605」、うーん、まぁまぁなんとかなりそうですね。
※おまけ:CPUとGPUのボトルネックについて(読み飛ばしてOK)
CPUとGPUにはボトルネックというものが存在します。
初心者の方はそこまで気にしなくてよいですが、頭の片隅に知識としてもっておくとよいでしょう。
最後に
さて今回は、PC初心者向けにGPU選びの基準についてまとめました。
結論、ご自身がやりたいゲームに依存するので、一概にこれ!というのは特にありません。
やりたいゲームが決まっている方は、その推奨動作環境をまずは調べましょう。
決まっていない方、色々やりたいゲームがある方は、余裕をもってある程度スペックの高いPCを選べば安心ですね。そこは値段との相談ですが、最新よりも1~2世代前であれば、お手頃価格でそこそこ高いスペックを買えるのでオススメです。
以上!
前回まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!
PC選び以外の記事も是非!
オススメのデスクトップPC – ガレリア(GALLERIA)
参考までに私がオススメするデスクトップPCもいくつか挙げておきます。
今回はガレリア(GALLERIA)のデスクトップPCしかピックアップしていません。最近だと様々な場面でピックアップされることも多くなり、最も有名なゲーミング用のデスクトップPCの1つといっても過言ではないですよね。
他にもオススメBTOメーカーはいくつかありますので、そのうち記事にまとめますね。
※若干ゲーミングPC寄りの選択になっていることはご了承ください。もちろんゲーミングだからといってゲームにしか使えないというわけではありませんのでご安心を。基本的にはゲームが安定してできれば他は何不自由なくできます。
GALLERIA RA7C-R46T SSD500GB搭載
「GALLERIA RA7C-R46T SSD500GB搭載」はハイエンドモデルの中でも真ん中あたりの性能を有するPCです。
ハイエンドと言われると一番すごいという印象を持たれるかもしれませんが、さらに上の超ハイエンドPCもありますので、手の届かないPCではないのかなと思います。手の届く範囲で性能が高いよ~くらいです(人にも寄りますけどね・・・)。
GALLERIA RA7C-R47 SSD500GB搭載
もう1つは「GALLERIA RA7C-R47 SSD500GB搭載」です。
先ほど紹介したものとは搭載しているGPUが異なります。先ほどのPCでも十分高負荷に耐えうる性能ではありますが、さらにさらに負荷のかかるゲームなどをプレイしたい場合は、少しお金をかけてGPUをアップグレードさせるのはありだと思います。
是非参考にしてもらえればと思います!
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