はじめに
前回の記事では、栽培方式について勉強しました。
計画のうち、下計画の赤枠部分を進めていきます。センサーの選定と書いていますが、デバイスの構成も簡単に説明したいと思います。

センサー選定とデバイス構成
まずは温度・湿度・気圧のセンシングのためにセンサーを選定していきます。今回はM5Stack Basicを使用する前提で話を進めていきます。今はM5Stack BasicはV2.7が最新のようですが、筆者はM5Stack Basic V2.6を使用しています。
・センサー
センサーはM5Stack用温湿度気圧センサユニット Ver.3(ENV Ⅲ)を選定しました。やはりM5Stackを使うのであればユニットを使わない手はないですね。2025年4月時点でVer.4(ENV Ⅳ)が最新のようですが、筆者は手元にある Ver.3(ENV Ⅲ)を使用します。測定範囲や精度に差はあるようですが、 Ver.3(ENV Ⅲ)で問題ないと判断しました。
今回は下のようなデバイス構成で進めていきます。
・デバイス構成
下にデバイスの構成を載せておきます。今回使用するデバイスは以前、日照時間を調査した時に作製したデバイスを元にしています。

構成としては日照時間を調査したデバイスに温度・湿度・気圧センサー(ENV Ⅲ)を付け足しただけではあります。ただし、照度センサーに加えて温湿度センサーを1つのM5Stackで動作させたいので、拡張ハブユニットを使用します。私が使用するものは3つに拡張できるものです。動作は確認できていませんが、下の拡張ハブユニットでも良いかもしれません。
ちなみにI2Cの場合、配線を延ばし過ぎると通信が不安定になるそうです。とはいえ、数mは伸ばせるようなので、この程度に延長は大丈夫だと判断しています。
デバイスの構成は以上となります。
最後に
今回はセンサーの選定と簡単なデバイス構成を紹介しました。長くなってしまうので、実際に作製したものやM5Stackのスケッチを紹介するのは次回にしたいと思います。
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