1分でわかる!millis関数の使い方【Arduino IDE備忘録#2】

IoT

この記事は2025年10月に書かれたものです。

はじめに

農業IoT開発やそのほかIoTの勉強の際に気になったことを備忘録としてまとめています。

普段、IoT系記事は下のような感じで書いています。

millis関数とは?

millis関数とは「プログラムが起動してから経過した時間(ミリ秒単位)」を返す関数です。

millis関数はどこからでも呼び出せるグローバルな関数です。したがって、下のようなスケッチを書いてみるとわかりやすいと思います。

void setup() {
  Serial.begin(115200);
  delay(2000);   
  Serial.println("=== Start===");
}

void loop() {
  showTimeA();   // 関数Aで経過時間を表示
  delay(2000);    // 2秒待つ
  showTimeB();   // 関数Bで経過時間を表示
  delay(4000);   // 4秒待つ
}

// 関数A:millis()を呼び出して表示
void showTimeA() {
  Serial.print("[A] millis() = ");
  Serial.println(millis());
}

// 関数B:別の関数でも同じmillis()が進んでいる
void showTimeB() {
  Serial.print("[B] millis() = ");
  Serial.println(millis());
}

出力としては以下のような感じになるはずです。動作環境によって変わるとは思いますが、46ミリ秒くらいのズレがあることもわかりました。このぐらいのズレは普通みたいですね。

=== Start===
[A] millis() = 2046
[B] millis() = 4046
[A] millis() = 8046
・・・

最後に

今回はmillis関数の使い方を学びました。delayだとプログラムの動作を止めてしまうブロッキング関数ですが、millis()関数はノンブロッキング関数なので使いどころが色々とありそうですね。

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