はじめに
前回の記事では、温度・湿度・気圧の測定デバイスを作製して動作を確認しました。
計画のうち、下計画の赤枠部分を進めていきます。栽培作物の勉強①としていて、あたかも②③と続いていく雰囲気を出していますが、気分次第で更新したりしなかったりします。お許しを・・・。

栽培作物の比較
それでは栽培作物を比較してみます。
今回はに有名どころの野菜・果物を比較してみました。比較する項目は、
・栽培方式
・栽培のしやすさ
・栽培コスト
・価値(売値)
・1坪あたりの収穫量
・栽培時期
の5つの観点でまとめました。なお、一部主観や筆者の状況によって比較しています。
比較項目 | レタス | トマト | ほうれん草 | バジル | いちご | スティックセニョール |
---|---|---|---|---|---|---|
栽培方式 | 水耕/土耕 | 水耕/土耕 | 水耕/土耕 | 水耕/土耕 | 土耕 | 土耕 |
栽培のしやすさ | ○:日当たりと水管理で安定。直まき・苗移植どちらでも育てやすい | △:支柱・整枝が必要で風雨・病害虫対策も要る | ○:丈夫で発芽・成長も早く初心者向け | ○:虫に注意すれば簡単。剪定・摘芯も単純 | △:病害虫・鳥害に注意。雨が多いと実割れリスクあり | ○:ブロッコリーより育てやすく、次々に側枝が出る |
栽培コスト | ○:比較的、種・肥料代が安く済むらしい | △:支柱や肥料が多めに必要で、ややコスト高 | ○:少量の肥料と土で育つため安価 | ○:プランターでも十分育てられる | ×:苗・ネット・マルチなど付属品が多くコスト高 | △:苗や肥料は必要だが、特別な道具は不要 |
価値(売値) | △:家庭消費用としては満足度高。市場価格は安価 | ○:味の良い自家製トマトは喜ばれやすく、料理用途も広い | △:売値は安いが栄養価が高くて家庭消費向き | ×:価値はあるが、メインの食材にはならない | ○:甘ければ高付加価値 | ○:市場でも比較的高値で取引され、自家栽培でも美味で満足度が高い |
1坪あたりの収穫量 | ○:密植でき、繰り返し収穫も可能 | △:面積に対して実の数が限られるが、収穫量自体は中程度 | ○:短期間で複数回の収穫ができ、密植も可能 | ○:狭いスペースでも長期間収穫可能 | △:株間が必要で単位面積あたりはやや少なめ | △:1株から複数回収穫できるが、株間はやや広め |
栽培可能時期の長さ | ○:春~秋の複数回栽培が可能(品種によっては冬も可) | △:春植えで夏収穫が基本。気温・水分の管理が必要 | ○:春・秋中心だが早生種なら夏や冬も可能 | ○:春~秋がメイン。温暖地なら冬越しも可能 | △:春植えが一般的で、寒冷地では露地栽培に限界あり | ○:春・秋の年2回栽培も可能。収穫も長く楽しめる |
※スティックセニョールが不自然に入っているのは筆者の趣味です。気にしないでください。
※皆さんの状況によって異なる情報や、そもそも誤った解釈があるかもしれません。ご了承ください。
自分で調べたり、生成AIにまとめてもらったりしながら、上の表は作りました。表だけで判断すると、
・トマトとイチゴはコストや”栽培のしやすさ”と”栽培コスト”の観点で一旦見送り
・バジルは総合的には優秀だが、まずは自分で食べることを考えると見送り
と思いました。
ということで、レタス・ほうれん草・スティックセニョールの3つから選ぼうかなと考えています。今のところの話で、決めるのはなんだかんだで来年になるかな・・・
半分冗談で入れたスティックセニョールが意外にも優秀ですね。水耕栽培には向いていないスティックセニョールを何とか水耕栽培で栽培してみる研究も面白そうです。
いずれはやりたい・・・!
最後に
今回は栽培作物を比較してみました。適当に決めるのも良いですが、様々な観点で比較して決めるのも面白いですね。
それでは今回はこの辺で。
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