※ 本記事では、基本情報技術者試験の対策として私が勉強したことを備忘録的にまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
はじめに
さて今回は、基本情報技術者試験対策として、入出力インターフェースの種類と特徴についてまとめたいと思います。
入出力インターフェース(Input/Output Interface)は、コンピュータシステムや電子デバイスにおいて、データの入出力を行うための”接点”や”手段”を指します。ユーザーとシステム、または異なるシステム同士がデータをやり取りする際の仲介役のようなイメージです。
例えば、新しいキーボードを買った際、特に何も考えることなく、コードをPCにさせば使えますよね??これは入出力インターフェース(要はコード)の規格がある程度統一されており、共用できるよう互換性が保たれているからです。
インターフェースには色々な種類があり、覚えるのも一苦労ですが、これを機会にしっかりと覚えておくようにしましょう!
ちなみに私はこの参考書を使って勉強してました。
漫画形式で読みやすく、分かりやすい内容になっているため、無理なく学習を進められると思います。
過去問を解きまくり、不明点があれば参考書で知識を補う、このサイクルで試験対策するのが私のオススメです!
最新版はこちらです。
少し内容が異なる部分もあるかもしれませんが、大まかには変わらないはずですので、安心して下さい。
パラレル(並列)とシリアル(直列)
入出力インターフェースはデータ転送の仕組みによって、パラレルインターフェースとシリアルインターフェイスに分類されます。
パラレルインターフェースとは「並列」で同時に信号を送受信する方式です。一方シリアルインターフェイスとは「直列」で1つずつ信号を送受信する方式です。
単純に考えれば、同時に複数の信号を送受信できるパラレルインターフェースの方がよい(やりとりが高速)のように思えますよね??
まぁたしかにそうなのですが、実はそんな単純なものでもないそうです。
パラレルインターフェースは並列が故に、高速化を突き詰めていくと信号間のタイミングを取ることが難しいそうです。微妙なタイミングのずれが生じてしまい、困ったことになるというわけですね。
そんな背景もあり、近年ではシリアルインターフェイスで高速化を図ることが主流になっているようです。
パラレルインターフェースの種類と特徴
※いずれもシリアルインターフェイスが主流になったことで、徐々に使われるタイミングがなくなってきたとのことです。
IDE(Integrated Drive Electronics)
IDE(Integrated Drive Electronics)は、コンピュータとハードディスクや光学ドライブを接続するためのインターフェース規格です。1986年にコンパック(現HP)とウエスタンデジタルによって策定されたもので、データ転送とコントローラー機能を統合したことによる、システムの設計と接続が簡素化を実現しました。
また、元々は最大2台までのハードディスクを接続できるという規格だったそうですが、その後、CD-ROMなどの接続にも対応したEIDE(Enhanced IDE)というものが登場したようです。
USBケーブルのように、とにかく機器に刺せば自動的に設定が行われ、すぐに使えるようになる仕組みを、「プラグ・アンド・プレイ」というらしいです。