日照時間測定デバイスの作製【農業IoT・AgriTechデバイス開発#2】

IoT

はじめに

計画通りに進めていても記事の投稿にラグがある可能性がありますが、悪しからず。
本当に計画通りに進められていない場合もありますが・・・。

前回の記事では、(筆者的には)ついにAgriTechのデバイス開発全体の構想をしていきました。

計画のうち、下計画の赤枠部分を進めていきます。

センサー選定とデバイス構成

まずは日照時間のセンシングのために、センサーを選定していきます。今回はM5Stack Basicを使用する前提で話を進めていきます。今はM5Stack BasicはV2.7のようですが、筆者はM5Stack Basic V2.6を使用しています。

・センサー
センサーはM5Stack用環境光センサユニット(BH1750FVI-TR)を選定しました。やはりM5Stackを使うのであればユニットを使わない手はないですね。私が気づいていなかっただけかもしれませんが、最近はいろいろなところで買えるようになったみたいです。私はいつもながらスイッチサイエンス様で購入させていただきました。

今回は下のようなデバイス構成で、日照時間のデータを収集して栽培環境の調査を進めていきます。調査データを分析して全体構想にフィードバックしたいと思います。

・デバイス構成
デバイスの構成が下の画像のようにしました。照度[lx]を測定して主に日当たりの良さを分析していきます。測定間隔は 1 回/minにしておきました。1日測れば1440データになります。
外に設置するので、防水ケースやケーブルグランド、防水テープを使って防水加工を施しています。反響があれば、このあたりの部品や加工も紹介させていただければと思います。まあ、ただ穴を開けているだけですが。

センサー部分は開閉可能なプラスチックケースを取り付けて、ちょっとした雨から守り、かつ取り外しやすいようにしています。

フタを閉めると下のような感じになります。

デバイスの構成は以上となります。

最後に

今回はAgriTechを始めるにあたり、日照時間を調査するためのデバイスを作製してみました。デバイスは単純な構成ではあるものの、まだまだ改善の余地はありそうです。ひとまず一旦出来なりのもので日照時間を測定してみます。

次回は実際の調査結果をまとめたいと思います。

それでは今回はこの辺で。

おすすめの書籍

 もっと詳しくM5Stackについて知りたい!という方はこちらの書籍がおすすめです。とても詳しく載っていてわかりやすいです。

とりあえず何か作ってみたい!という方にはこちらの書籍がおすすめです。書いてある通りにやるだけでお手軽にIoTデバイスを作ることができます。

Arduinoで電子工作したい方にはこちらもおすすめです!Arduinoでどんなことができるのか、一目でわかる一冊になっています。

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