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はじめに
今回から農業IoT・AgriTech向けのデバイス開発を進めていきます。実を言うと、筆者がIoTを勉強していた理由は、”農業IoT・AgriTechデバイスを個人で開発したい” からなのです。
今回は全体構成と計画を考えていきたいと思います。
全体構想
全体構想を下の表にまとめました。まだ未定な部分もありますが、たたき台としてまとめてみました。
研究対象としての栽培作物ですが、最初は簡単なものだったり、収穫周期が短いものでまずはデータ収集に慣れていくのもありと考えています。
項目 | 具体的な内容 | 備考 |
栽培環境 | ・自宅 ・プランターあるいは庭 ・日当たり時間 | 日当たり時間は測定予定 |
栽培作物 | 未定 | 種まき時期で決める |
栽培方式 | 勉強して決定 | データを収集しつつ、できる限り人の手を必要としない方式に移行予定 |
収穫計画 | 未定 | 栽培作物により決定 |
収量管理 | 未定 | 栽培作物により決定 |
必要資材 | ・プランター ・培養土 ・肥料 (以下、デバイス用) ・M5Stack ・Arduino Uno R4 ・ポンプ ・チューブ ・各種センサー | 適宜追加 |
温度・湿度・気圧データ収集 | 各種センサーで取得 | 最初の1, 2年はデータ収集のみになる想定 |
水管理 | センサーで土中水分量をセンシングし、閾値を下回った時点でチューブ供給 | 可能だが、水分センサーの精度に留意 |
追肥管理 | 土中の養分(窒素、リン、カリウム)をセンシングして管理 | おそらく厳しい |
病害虫管理 | センサーあるいはカメラで病害虫の有無を判別 | なかなか難しい |
栽培記録 | ・各種データと収量の紐付け | ・センシングが難しいものもある ・そもそも収穫できるか不明 |
構成のイメージは下のようかなと考えています。まずはPhase1を目標に進めて、Phase2まで行くことを目標とします。

全体構想から計画へ
現時点からの計画を立てました。本業の忙しさとの兼ね合いですが、できる限り計画通りに進めていきます。ざっくり立ててみたものの、2年はかかりますね。


果たして計画通りに行くのでしょうか…時間とお金と気力次第
最後に
今回はAgriTechデバイスの開発に関する全体構想や計画を立ててみました。筆者的には「いよいよ始めるか!」という感じです。本来であれば、2024年からスタートしたかったのですが、本業で大きな仕事があり、なかなか手が回らなかったので・・・
わくわくどきどきですが、焦らずに進めていきたいと思っています。
おすすめの書籍
もっと詳しくM5Stackについて知りたい!という方はこちらの書籍がおすすめです。とても詳しく載っていてわかりやすいです。
とりあえず何か作ってみたい!という方にはこちらの書籍がおすすめです。書いてある通りにやるだけでお手軽にIoTデバイスを作ることができます。
Arduinoで電子工作したい方にはこちらもおすすめです!Arduinoでどんなことができるのか、一目でわかる一冊になっています。
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