農業IoT・AgriTechデバイス開発① 全体構想と計画【超初心者がIoT開発に挑んでみる#19】

IoT

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はじめに

今回から農業IoT・AgriTech向けのデバイス開発を進めていきます。実を言うと、筆者がIoTを勉強していた理由は、”農業IoT・AgriTechデバイスを個人で開発したい” からなのです。

今回は全体構成と計画を考えていきたいと思います。

デバイスやシステムの構成は途中で変更していく予定です。より良い構成が見つかった時や、非現実的な構成だな…と諦めがついた時などに適宜変更していきます。

全体構想

全体構想を下の表にまとめました。まだ未定な部分もありますが、たたき台としてまとめてみました。
研究対象としての栽培作物ですが、最初は簡単なものだったり、収穫周期が短いものでまずはデータ収集に慣れていくのもありと考えています。

項目具体的な内容備考
栽培環境・自宅
・プランターあるいは庭
・日当たり時間
日当たり時間は測定予定
栽培作物未定種まき時期で決める
栽培方式勉強して決定データを収集しつつ、できる限り人の手を必要としない方式に移行予定
収穫計画未定栽培作物により決定
収量管理未定栽培作物により決定
必要資材・プランター
・培養土
・肥料
(以下、デバイス用)
・M5Stack
・Arduino Uno R4
・ポンプ
・チューブ
・各種センサー
適宜追加
温度・湿度・気圧データ収集各種センサーで取得最初の1, 2年はデータ収集のみになる想定
水管理センサーで土中水分量をセンシングし、閾値を下回った時点でチューブ供給可能だが、水分センサーの精度に留意
追肥管理土中の養分(窒素、リン、カリウム)をセンシングして管理おそらく厳しい
病害虫管理センサーあるいはカメラで病害虫の有無を判別なかなか難しい
栽培記録・各種データと収量の紐付け・センシングが難しいものもある
・そもそも収穫できるか不明

構成のイメージは下のようかなと考えています。まずはPhase1を目標に進めて、Phase2まで行くことを目標とします。

全体構想から計画へ

現時点からの計画を立てました。本業の忙しさとの兼ね合いですが、できる限り計画通りに進めていきます。ざっくり立ててみたものの、2年はかかりますね。

果たして計画通りに行くのでしょうか…時間とお金と気力次第

最後に

今回はAgriTechデバイスの開発に関する全体構想や計画を立ててみました。筆者的には「いよいよ始めるか!」という感じです。本来であれば、2024年からスタートしたかったのですが、本業で大きな仕事があり、なかなか手が回らなかったので・・・

わくわくどきどきですが、焦らずに進めていきたいと思っています。

おすすめの書籍

 もっと詳しくM5Stackについて知りたい!という方はこちらの書籍がおすすめです。とても詳しく載っていてわかりやすいです。

とりあえず何か作ってみたい!という方にはこちらの書籍がおすすめです。書いてある通りにやるだけでお手軽にIoTデバイスを作ることができます。

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