【生成AI導入編Part2】未来の創造力:生成AIのデータ処理や評価指標 ~ 応用例まとめ

IT系知識

はじめに

こんにちは、ItaItsuです!今回は「生成AI」に関する記事です。

皆さん「AI」と聞くと、未来の技術や革新的なアプリケーションを思い浮かべることが多いですよね。

中でも「生成AI」は、ディープラーニングや機械学習の技術を用いて、新たなデータや情報を生成するAIシステムのことを指します。情報の拡充やクリエイティビティの向上に貢献するとともに、様々な応用の可能性を秘めた重要な技術であることから、近年とても注目を集めています。

ChatGPTと言えば、聞き馴染みのある方もいるのではないでしょうか??こちらも「生成AI」の一種です。以前ChatGPTに関する記事もまとめていますので、是非チェックしてみてください!

例えば、あなたがSNSで読む文章や音楽の自動生成、さらには映画のストーリーラインの作成にまで「生成AI」は利用されています。アルゴリズムやモデルの名前は聞き慣れないかもしれませんが、これらが私たちの日常生活に大きなインパクトをもたらしていることはよく分かりますね。
(雑な感想で申し訳ないですが、スゴイ技術です・・・)

今回は3パート構成で、「生成AI」の基礎知識や応用例、代表的なモデルやアルゴリズム、問題点や将来展望等についてまとめてきます。

本記事の構成
  • Part1

    「生成AI」の基礎知識 / 応用分野や活用例 / 利点と課題 / 種類や特徴 / 教師あり学習と教師なし学習の違い / 代表的なモデルやアルゴリズム

  • Part2 ⇐ 今はここです!

    「生成AI」のトレーニングとデータセットの選び方 / データの前処理 / 評価指標 / 応用例:文章生成 / 応用例:画像生成 / 応用例:音声合成

  • Part3

    倫理的な問題と注意点 / 将来展望と発展可能性

Part2では、「生成AI」のトレーニングとデータセットの選び方から始まり、データの前処理や評価指標などについてまとめていきます。

また、「生成AI」の応用例:文章生成、画像生成、音声合成などについてもまとめていきます。

Part1やPart3もぜひ読んでいただけると嬉しいです!

「生成AI」は、私たちの想像力を広げ、新たな未来を拓く鍵となります。一緒に「生成AI」の世界へ飛び込み、未来の可能性を感じてみましょう。準備はできましたか??それではさっそく出発です!

「生成AI」のトレーニングとデータセットの選び方

データセットの収集と前処理

データセットの収集は、「生成AI」のトレーニングにおいて非常に重要なステップです。適切なデータセットを収集するためには、以下のポイントに留意することが重要です。

  • 目的に合ったデータの収集:
    生成したいコンテンツに関連したデータを収集しましょう。例えば、文章生成の場合は関連するテキストデータを、画像生成の場合は関連する画像データを収集します。
  • データのクオリティの確保:
    収集したデータが正確で信頼性の高いものであることを確認しましょう。ノイズやエラーのあるデータはモデルの学習に悪影響を及ぼす可能性があります。また、偏ったデータを学習させてしまうと、偏った結果を生み出すモデルとなってしまいます。
  • データの前処理:
    収集したデータは、モデルの学習に適した形式に変換する必要があります。テキストデータの場合はトークン化やベクトル化、画像データの場合はリサイズや正規化、音声データの場合はスペクトログラム化やノイズ除去などの前処理を行いましょう。

トレーニングデータとテストデータの分割

データセットをトレーニングデータとテストデータに分割することは、モデルの性能を評価する上で重要な手法です。トレーニングデータをモデルの学習に使用し、テストデータをモデルの性能評価に使用します。以下の点に留意して分割を行いましょう。

  • データのランダムな分割:
    データセットをランダムにトレーニングデータとテストデータに分割しましょう。これにより、データの偏りを避けることができます。このタイミングで偏った分け方をしてしまうと、信頼性の低いモデルとなってしまいます。
  • 適切な分割比率:
    トレーニングデータとテストデータの割合は、データセットのサイズや特性に応じて適切に設定しましょう。一般的には、トレーニングデータを70 – 80 %、テストデータを20 – 30 %程度に分割することが多いようです。

データセットのバランスと偏りの考慮

データセットのバランスと偏りは、生成AIのトレーニングにおいて重要な要素です。以下のポイントに留意してデータセットのバランスを考慮しましょう。

  • クラスの均衡:
    データセット内の各クラスのサンプル数が均等に分布するように調整します。不均衡なデータセットでは、少数派のクラスに対してモデルが不適切な学習を行う可能性があります。兎にも角にも”バランス良く”が大切なわけですね。
  • データの偏りへの対処:
    データセットが特定の属性や特徴に偏っている場合には、偏りを考慮したトレーニングを行う必要があります。オーバーサンプリングやアンダーサンプリングなどの手法を用いて、データのバランスを調整しましょう。
Q
オーバーサンプリングとは何ですか??
A

オーバーサンプリングとは、少数派のクラス(少ないデータを持つクラス)のデータポイントを増やすことで、クラス間のバランスを調整する手法です。主な手法には、「データの複製」や「合成法」などがあげられます。オーバーサンプリングによって、クラス間のバランスが改善され、モデルの性能や予測精度が向上する場合があります。ただし、適切なオーバーサンプリング手法を選択し、過剰な増加やノイズの導入に注意する必要があります。

Q
アンダーサンプリングとは何ですか??
A

アンダーサンプリングとは、オーバーサンプリングとは逆に、多数派のクラス(多くのデータを持つクラス)のデータポイントを削減して、クラス間のバランスを調整する手法です。主な手法には、「ランダムアンダーサンプリング」や「テキサス法」などがあげられます。こちらもオーバーサンプリングと同様に、データポイントの削減によって情報の損失が生じる可能性があるため、適切なアンダーサンプリング手法を選択し、適度なデータ削減を行うことが重要です。

データの前処理と正規化

先述の通り、データの前処理はとても重要な手順です。それぞれのデータに対して、どのような処理が必要なのか、しっかりとおさえておきましょう。難しそうな用語については、特に詳しく解説しているつもりですので、参考にしてもらえると嬉しいです!

テキストデータのトークン化とベクトル化

テキストデータを生成AIに入力するためには、テキストをトークン化してベクトル化する必要があります。それぞれがどのような前処理なのか、しっかりとおさえておきましょう。

  • トークン化:
    トークン化は、テキストデータを意味のある単位である「トークン」に分割するプロセスです。テキストデータは通常、文章や文書全体で構成されていますが、トークン化によって文章を単語、文字、句読点、記号などの個別の単位に分割することができます。
    主な手法には、「単語トークン化(Word Tokenization)」や「文字トークン化(Character Tokenization)」、「n-gramトークン化」などがあげられます。
トークン化の主な手法について
  • 単語トークン化(Word Tokenization)

    文章を単語単位で分割します。単語はスペースや句読点などで区切られることが一般的です。

  • 文字トークン化(Character Tokenization)

    文章を文字単位で分割します。文字トークン化は、単語よりも細かい単位でトークン化されるため、言語の文法や形態素解析が必要ない場合に使用されます。

  • n-gramトークン化

    テキストをn個の連続した単語や文字の組み合わせに分割します。たとえば、2-gramトークン化では隣接する2つの単語や文字のペアがトークンとなります。

  • ベクトル化:
    ベクトル化は、テキストデータを数値のベクトルに変換するプロセスです。テキストデータを機械学習やディープラーニングモデルに入力するためには、数値データに変換する必要があります。テキストデータのベクトル化によって、機械がテキストデータを理解しやすくなり、様々な自然言語処理タスクを実行することが可能となります。
    主な手法には、「One-Hot Encoding」、「Bag-of-Words(BoW)」、「TF-IDF(Term Frequency-Inverse Document Frequency)」、「Word Embedding」などがあげられます。
ベクトル化の主な手法について
  • One-Hot Encoding

    テキスト内の各単語や文字を一意の番号に対応させ、ベクトルの要素に対応する位置に1を立てる方法です。ベクトルの次元数は語彙のサイズに依存します。

  • Bag-of-Words(BoW)

    テキスト内の各単語の出現頻度や出現有無を表す数値のベクトルを作成します。文書内での単語の順序や文脈は考慮されず、単語の出現情報に基づいてベクトルが構築されます。

  • TF-IDF(Term Frequency-Inverse Document Frequency)

    BoWの手法の一つであり、単語の重要度を評価するために使用されます。単語の出現頻度(Term Frequency)と文書内での単語の希少性(Inverse Document Frequency)を組み合わせてベクトルを作成します。

  • Word Embedding

    単語を密なベクトル空間に埋め込む手法です。Word2VecやGloVeといったアルゴリズムが広く使用されています。単語間の意味的な関係を反映したベクトル表現を得ることができます。

ベクトル化があまりしっくりきていない・・・勉強あるのみですね・・・

画像データのリサイズと正規化

画像データも同様に前処理が必要です。以下の手法を使用して、画像データを処理しましょう。

  • リサイズ:
    画像の解像度やサイズを一定の大きさに変換します。一般的には、モデルの入力サイズに合わせて画像をリサイズします。まぁこのあたりはあまり難しくないですよね。ただモデルに合わせてサイズを変えてあげるだけです。
  • 正規化:
    正規化は、画像のピクセル値をある範囲にスケーリングし、データの特性を統一化することを目的としています。
    通常、画像は各ピクセルに0から255の範囲の整数値が割り当てられています(8ビットの場合)。しかし、画像データは異なる条件下で取得されるため、画像間でのピクセル値の範囲が異なることがあります。例えば、一部の画像ではピクセル値が0から100の範囲に収まっている一方、他の画像では0から1000の範囲に広がっているかもしれません。
    画像の正規化では、このようなピクセル値の範囲の違いを調整し、統一的な範囲に変換します。画像の特徴が均一化され、異なる画像間での比較や処理が容易になります。また、正規化は画像のコントラストを向上させ、画像全体の情報を最大限に活用するためにも重要な手法です。
    主な手法には、「ミニマックススケーリング(Min-Max Scaling)」や「Zスコア正規化(Z-score Normalization)」などがあげられます。
正規化の主な手法について
  • ミニマックススケーリング(Min-Max Scaling)

    ピクセル値を0から1の範囲にスケーリングします。具体的には、各ピクセル値を最小値で引き、その結果を最大値と最小値の差で割ることで0から1の範囲に収めます。

  • Zスコア正規化(Z-score Normalization)

    ピクセル値を平均値を引いて標準偏差で割ることで、平均0、標準偏差1の範囲にスケーリングします。これにより、データの分布を正規分布に近づけます。

音声データのスペクトログラム化とノイズ除去

音声データも同様ですね。以下の手法を使用して、音声データを処理しましょう。

  • スペクトログラム化:
    スペクトログラム化(Spectrogramming)は、音声信号を時間と周波数の二次元グラフ(スペクトログラム)に変換するプロセスです。横軸が時間、縦軸が周波数を表し、色や明るさの濃淡で強度やパワーを可視化します。これにより、音声の周波数特性やスペクトルの変化を捉えることができるようになるため、音声処理や音声分析のための特徴抽出に広く利用されます。
スペクトログラム化の手順
  • 手順1
    音声データをフレームに分割する

    音声データを一定の時間区間(フレーム)に分割します。フレームの長さは通常、10ミリ秒から50ミリ秒程度です。

  • 手順2
    各フレームに対してフーリエ変換を適用する

    各フレーム内の音声波形に対してフーリエ変換を適用し、周波数成分を求めます。(フーリエ変換が何・・・って話は、また今度で!)

  • 手順3
    パワースペクトルを計算する

    フーリエ変換の結果からパワースペクトルを計算します。パワースペクトルは各周波数成分の強度やパワーを表します。

  • 手順4
    スペクトログラムの作成

    各フレームのパワースペクトルを時間と周波数の二次元グラフとして結合します。このグラフがスペクトログラムとなります。

  • ノイズ除去:
    ノイズは、環境の雑音、マイクロフォンや録音装置のノイズ、他の音源からの干渉など、様々な要因によって発生します。これらは、音声認識や音声処理タスクの精度を低下させることがあるため、前処理によって除去してあげる必要があります。主な手法には、「フィルタリング」や「ノイズリダクション」などがあげられます。
ノイズ除去の主な手法について
  • フィルタリング

    信号処理の一種であり、特定の周波数成分を通過させるか、減衰させることで信号を変換する手法です。ローパスフィルタ(Low-pass Filter)やバンドパスフィルタ(Band-pass Filter)が利用されます。

  • ノイズリダクション

    単純に、ノイズを抑制・除去する手法。フィルタリングも手法の1つですかね。他にも、「スペクトルサブトラクション法」、「ウェーブレット変換」、「統計的手法」などがあります。詳しくは追々ってことで・・・

ハイパーパラメータの調整とモデルの評価方法

ハイパーパラメータとは何ですか??

ハイパーパラメータ(Hyperparameter)とは、機械学習やディープラーニングモデルの学習プロセスを制御するための設定可能なパラメータです。

機械学習モデルは、学習データからパターンを抽出して予測モデルを構築します。しかし、モデル自体のパラメータ(重みやバイアスなど)だけではなく、学習プロセスを制御するためのハイパーパラメータが必要です。ハイパーパラメータは、モデルの学習の速度や収束性、過学習の防止などの要素を制御します。

ハイパーパラメータの選択はモデルの性能に大きく影響するため、適切な調整が重要です。多くの場合、実際のデータセットとタスクに依存して最適なハイパーパラメータの組み合わせは異なります。モデルのトレーニングと評価の反復を通じて、最適なハイパーパラメータを見つけるための努力が必要です。

学習率とバッチサイズの調整

学習率とバッチサイズは、生成系AIのトレーニングにおいて重要なハイパーパラメータです。以下のポイントに留意して調整しましょう。

  • 学習率:
    学習率は、最適化アルゴリズムがモデルのパラメータを更新する際のステップの大きさを制御するために使用されます。

    最適化アルゴリズムは、損失関数を最小化するためにモデルのパラメータを微調整します。学習率はその微調整の速度を調整する役割を果たすものです。学習率が小さいと、パラメータの更新が小さくなり、収束までの時間が長くなります。一方、学習率が大きすぎると、パラメータが発散してしまう可能性があります。

    学習率は、モデルの学習の進捗を観察しながら調整されることが一般的です。初期の学習率から始めて、学習の進行に応じて学習率を減衰させるスケジューリング手法や、自動的に最適な学習率を探索する手法もあります。

    学習率はモデルやデータセットに依存し、最適な値は一概には言えません。適切な学習率を選択するためには、実験やハイパーパラメータのチューニングが必要です。

最適化アルゴリズムや損失関数については、この次で説明しますね。

  • バッチサイズ:
    バッチサイズは、一度にモデルに与えられるトレーニングデータのサンプル数を指します。

    機械学習やディープラーニングでは、大量のデータを処理する必要がありますが、すべてのデータを一度にモデルに入力することは効率的ではありません。そのため、データを複数のバッチに分割し、各バッチごとにモデルの更新を行います。バッチサイズは、1つのバッチに含まれるサンプルの数を指定することで制御されます。

    例えば、バッチサイズを32に設定すると、32個のサンプルが1つのバッチとしてモデルに渡されます。この場合、モデルは32個のサンプルに対して予測を行い、誤差を計算し、重みの更新を行います。そして、次のバッチに移ります。

    バッチサイズの選択は、モデルの学習プロセスに影響を与えます。小さなバッチサイズでは、更新の頻度が増えるため学習が素早く進む一方、メモリの使用量や計算時間が増加します。一方、大きなバッチサイズでは、更新の頻度が減るため学習が遅くなりますが、メモリの使用量や計算時間は削減されます。

    バッチサイズの適切な選択は、データセットのサイズや利用可能なリソース、学習アルゴリズムなどに依存します。一般的には、数十から数百のサンプルを含む中程度のバッチサイズが使用されますが、最適なバッチサイズは実験やモデルの性能評価を通じて見つける必要があります。

ちなみに余談ですが、「バッチ:Batch」とは、「1束」や「1回分にまとめる」といった意味があります。
よく聞く「バッチ処理」とは、個別の作業やデータを一つずつ処理するのではなく、あらかじめまとめられたグループ(バッチ)ごとに処理することです。
覚えておくようにしましょう。

損失関数(コスト関数)の選択と最適化アルゴリズム

損失関数と最適化アルゴリズムは、生成AIのトレーニングにおいて重要な要素です。以下のポイントに留意して選択しましょう。

  • 損失関数(コスト関数):
    損失関数とは、モデルの予測と実際の目標値(正解データ)の間の誤差を評価するために使用される関数です。機械学習のタスクや目的に応じて選択され、損失関数の値が小さければ小さいほど、モデルの予測結果が目標値に近いことを示します。

    損失関数の目的は、モデルのパラメータを調整して最小化することです。モデルのパラメータを調整する際には、損失関数の勾配(導関数)を計算し、最小化する方向にパラメータを更新していきます。この最適化プロセスによって、モデルはより正確な予測を行うためのパラメータを学習します。

    モデルの性能や学習の効率に影響を与えるため、特定のタスクやデータに適した損失関数を選択することが重要です。
損失関数の例
  • 回帰タスク

    回帰タスクでは一般的に以下が使用されます。
    平均二乗誤差(MSE:Mean Squared Error)
    平均絶対誤差(MAE:Mean Absolute Error)

  • 分類タスク

    分類タスクでは一般的に以下が使用されます。
    クロスエントロピー損失(Cross-Entropy Loss)
    ロジット損失(Logistic Loss)

  • 最適化アルゴリズム:
    最適化アルゴリズムとは、与えられた問題や目標に基づいて、変数やパラメータの最適な解を見つけるための手法や手順のことを指します。

    代表的な最適化アルゴリズムには、勾配降下法、Adam、RMSprop、ニュートン法、準ニュートン法、遺伝的アルゴリズム、粒子群最適化、シミュレーテッドアニーリング、遺伝的プログラミングなどがあります。

    最適な最適化アルゴリズムを選択するようにしましょう。
    (最適な最適化て・・・うっとおしい日本語ですけど、伝えたいことは分かりますよね??)

モデルの評価指標とクロスバリデーションの手法

モデルの評価指標とクロスバリデーションは、生成AIの性能評価において重要です。以下のポイントに留意して評価しましょう。

  • 評価指標:
    評価指標とは、その名の通り、生成された出力の品質や性能を評価するための指標のことです。モデルの有用性や信頼性を判断する上でとても重要なものとなります。

    生成AIのタスクに応じた適切な評価指標を選択しましょう。
テキスト生成AIの評価指標
  • パープレキシティ(Perplexity)

    パープレキシティは、言語モデルが与えられたテキストデータに対してどれだけ確信度の高い予測を行えるかを示す尺度です。具体的には、あるテキストデータセットをモデルに与えた際に、モデルがそのデータセットをどれだけうまく予測できるかを評価します。

  • BLEUスコア(BLEU Score)

    BLEUスコアは、機械翻訳システムが生成した翻訳結果と、人手で作成された参照訳(正解訳)とがどれだけ一致しているかを評価する指標です。生成された翻訳文と参照訳の間で共有されるn-gram(連続したn個の単語)の一致数に基づいて計算されます。

画像生成AIの評価指標
  • SSIM(Structural Similarity Index)

    SSIMは、2つの画像間の「輝度」の類似性、「コントラスト」の類似性、および「構造」の類似性の3要素から算出されます。各要素の類似性は、画像の局所領域ごとに計算され、最終的なSSIM指標は画像全体に対して平均化されます。

  • PSNR(Peak Signal-to-Noise Ratio)

    PSNRは、元の信号とその圧縮やノイズ処理を施した信号との間のノイズの程度を測定し、算出されます。PSNRが高いほど、元の信号に近い品質の再現が行われていることを示し、品質が高いとされます。主に画像や音声の圧縮アルゴリズムの評価やビデオ品質の評価に広く使用されます。

  • クロスバリデーション:
    クロスバリデーション(Cross-Validation)は、機械学習や統計モデリングにおいて、モデルの性能を評価するための手法です。

    通常、利用可能なデータセットをトレーニングデータとテストデータに分割してモデルを評価しますが、クロスバリデーションでは、データセットを複数の部分に分割し、複数のモデルを構築して性能を評価します。

    この手法は、トレーニングデータとテストデータの分割方法に依存しない一貫した評価を提供します。したがって、データセットの偏りや特定のデータの影響を抑えながら、モデルの汎化性能を推定することが可能です。また、限られたデータセットでモデルの性能を最大限に評価するためにも使用されます。

    一般的なクロスバリデーションの手法には、k分割交差検証(k-fold cross-validation)、層化k分割交差検証(stratified k-fold cross-validation)、Leave-One-Out交差検証(LOOCV)などがあります。
一般的なクロスバリデーションの手順
  • 手順1
    データセットをK個の部分(またはフォールド)に分割

    データセットをK個の部分(またはフォールド)に分割します。通常、Kは5や10などの整数値が使用されます。

  • 手順2
    モデル構築

    K個の部分のうちの1つをテストデータ、残りのK-1個をトレーニングデータとし、トレーニングデータからモデルを構築します。

  • 手順3
    モデルの性能評価

    テストデータでモデルの性能を評価します。評価には、予測精度や平均二乗誤差(MSE)などの指標が使用されます。

  • 手順4
    手順2と手順3をK回繰り返し

    手順2と手順3をK回繰り返してK個のモデルを構築し、それぞれの性能を評価します。

  • 手順5
    K回繰り返した結果を総評

    K回の評価の平均値や標準偏差などを計算して、モデルの性能を総合的に評価します。

「生成AI」の応用例:文章生成

語彙ベースの文章生成モデル

語彙ベースの文章生成モデルは、単語やフレーズの組み合わせに基づいて文章を生成します。以下の特徴を持ちます。

  • ルールベース:
    ルールベースとは、文章を生成する際に人手で設定された規則やルールに基づいて生成を行う手法を指します。文法や意味論などの言語的なルールや制約を事前に定義し、これらのルールに従って文章を生成します。

    ルールベースのアプローチは、生成される文章の制御や品質の確保において一定の制約や予測可能性を持つ利点があります。また、特定のドメインやタスクに特化した要件を満たすために使用されることがあります。しかし、ルールベースの手法は手作業でルールを設計する必要があり、柔軟性や表現力の面で限定される場合があります。
  • 辞書ベース:
    辞書ベースとは、事前に作成された辞書や単語リストを利用して文章を生成する手法を指します。与えられた単語やフレーズの組み合わせに基づいて文章を生成します。また、単語やフレーズの組み合わせに関するルールや制約が設定されることもあります。

    辞書ベースのアプローチは、制御可能性や柔軟性の面で利点があります。辞書や単語リストを事前に用意することで、生成される文章の品質や文法的な正確さを制御することができます。また、特定のドメインやテーマに関連する語彙や表現を強調する場合にも有用です。

    一方で、辞書ベースの手法ではあらかじめ用意された単語やフレーズに依存するため、柔軟性や表現力が制限される場合があります。また、辞書に含まれない単語やフレーズの使用や、より自然な文章の生成には限界があります。
  • テキストマイニング:
    テキストマイニングとは、大量のテキストデータから有益な情報や知識を抽出し、分析するための技術や手法を指します。文章や文書に埋もれたパターンや傾向を見つけ出し、その情報を利用して洞察を得ることを目的としています。

    テキストマイニングの手法としては、自然言語処理(NLP)、単語の出現頻度解析、テキストの分類やクラスタリング、情報抽出、意味解析や感情分析などがあげられます。これらの手法や技術を組み合わせることで、テキストデータの構造化や要約、情報抽出、トレンド分析、顧客の声の分析、評判分析を行います。

ちなみに「マイニング:mining」とは、「採掘」を意味する単語です。掘って採集していくようなイメージですね。

最近の文書生成モデルでは上記手法を利用するたけでなく、データ駆動型のアプローチや機械学習モデルを組み合わせた手法が一般的です。これにより、大量のデータから学習したモデルが文章生成を行い、より自然で多様な表現が可能になりました。

ニューラルネットワークを用いた文章生成

ニューラルネットワークを用いた文章生成は、深層学習の手法を活用して自然な文章を生成することができます。以下の特徴を持ちます。

  • リカレントニューラルネットワーク(RNN):
    文章の前後関係や文脈を捉えるために、過去の情報を保持するRNNが使用されます。例えば、LSTMやGRUが広く使われています。
  • トランスフォーマー:
    注意機構を導入したトランスフォーマーモデルは、文章生成において優れた性能を発揮します。自己注意機構により、文章中の単語同士の関連性を学習し、より自然な文章を生成します。

RNNやTransformerモデルについては、当シリーズのPart1(本記事はPart2です。)や、別の記事にて詳しく解説しています。そちらを読んでいただくのが一番かと思いますので、ぜひご覧ください!

コンテキストに基づく文章生成の手法

コンテキストに基づく文章生成は、文章の文脈や意味を考慮して文章を生成する手法です。以下の手法があります。

  • コンディショナル言語モデル:
    コンディショナル言語モデルとは、文章生成タスクにおいて特定の条件や文脈に基づいて文章を生成するためのモデルです。通常の言語モデルでは、文脈を考慮せずに次の単語を予測しますが、コンディショナル言語モデルでは、与えられた条件や文脈を考慮して文を生成することができます。

    例えば、翻訳の場合、ソース言語の文を与えられた状況下で、ターゲット言語の文を生成するときにコンディショナル言語モデルが使用されます。ソース文とターゲット文の関係性を学習し、ソース文が与えられた場合に最適なターゲット文を生成することができます。

    また、会話システムやチャットボットなどの対話型アプリケーションでは、ユーザーの発話に対して適切な応答を生成するためにコンディショナル言語モデルが利用されます。ユーザーの発話や会話の文脈を考慮し、応答を生成することで、より自然な対話が実現されます。

    その他にも、与えられたテーマやトピックに関連する文章を生成することもできます。
  • 対話モデル:
    対話モデルとは、人との対話を模倣するために設計された文章生成モデルです。ユーザーの発話に対して応答を生成し、会話の流れを維持することが目的です。会話の文脈や履歴を考慮して応答を生成する必要があります。

    会話の流れや文脈を捉えるために、リカレントニューラルネットワーク(RNN)やトランスフォーマーなどの深層学習アーキテクチャが利用されます。これらのモデルは、過去の発話や応答の履歴を入力として受け取り、現在の発話に対する応答を生成するために学習されます。したがって、モデルの訓練には、人間の対話の履歴や応答が含まれた大規模な対話データセットが使用されます。

    対話モデルは、チャットボットや仮想アシスタント、カスタマーサポートシステムなど、さまざまな応用先があります。目標は、より自然で適切な応答を生成することです。そのためには、ユーザーの意図や文脈を正確に理解し、適切な情報や回答を生成する能力が求められます。近年の技術の進歩により、より高度な対話モデルの開発が進んでおり、より良い対話体験を提供することが期待されています。

「生成AI」の応用例:画像生成

GANを用いた画像生成の概要

GAN(Generative Adversarial Network)は、生成モデルと識別モデルの競争を通じて高品質な画像を生成する手法です。以下の特徴を持ちます。

  • 生成器:
    ランダムノイズや条件ベクトルから画像を生成するモデルです。ディープニューラルネットワークを使用し、低次元の入力を高次元の画像に変換します。
  • 識別器:
    生成された画像と実際の画像を識別するモデルです。生成器が生成した画像と実際の画像を区別できるように学習します。
  • 敵対的学習:
    生成器と識別器が相互に学習し合うことで、生成器はより本物に近い画像を生成するようになります。

GANついても、当シリーズのPart1(本記事はPart2です。)で解説しています。そちらを読んでいただくのが一番かと思いますので、ぜひご覧ください!ただし表層部分だけですので、いつか詳細までしっかりまとめたいですね~

スタイル変換の応用

スタイル変換は、生成AIの一種であり、画像のスタイルや画風を変換する手法です。以下の特徴を持ちます。

  • スタイル変換:
    スタイル変換とは、入力画像のスタイル(例:絵画のスタイル、写真のスタイル)を変換して新たな画像を生成する技術です。例えば、写真を有名な画家のスタイルで表現したり、映画の特定のシーンを異なる映画のスタイルで再構築したりすることが可能であり、画像処理の領域において創造的な表現やデザインの幅を広げることができます。

    スタイル変換は、深層学習モデルを用いて実現されます。一般的には、畳み込みニューラルネットワーク(CNN:Convolutional Neural Network)や生成敵対的ネットワーク(GAN:Generative Adversarial Network)などのモデルが使用されます。これらのモデルは、画像の特徴を抽出し、スタイルの特徴を学習するためにトレーニングされます。

    代表的なスタイル変換手法の一つは「Neural Style Transfer」です。この手法では、スタイル画像と内容画像を用意し、内容画像の特徴とスタイル画像の特徴を組み合わせて新たな画像を生成します。内容画像の特徴は、元の画像の構造や形状を保持し、スタイル画像の特徴は、スタイルの色調やテクスチャを反映させるようになります。

画像生成における条件付きモデルの利用

画像生成において、条件付きモデルを利用することで、生成される画像を制御することができます。以下の手法があります。

  • 条件付きGAN:
    条件付きGAN(Conditional Generative Adversarial Network)とは、生成モデルの一種であり、GAN(Generative Adversarial Network)と呼ばれる枠組みに条件を追加したものです。

    条件付きGANでは、生成器と識別器の入力に条件情報を追加します。条件とは、生成したい画像のクラスラベルや特定の属性など、生成する画像に関する追加情報のことです。これにより、生成器は指定された条件に基づいて画像を生成し、識別器は生成された画像が指定された条件に合致しているかどうかを判別します。

    画像生成タスクにおいては、特定の条件や要求を満たす画像を生成する能力を持ちます。例えば、特定のクラスの物体を生成する場合や、画像のスタイルを制御する場合など、条件付きGANを使用することで生成される画像の制御やカスタマイズが可能となります。また、画像生成だけでなく、音声合成、画像修復、画像変換など、さまざまな応用分野で利用されています。

GANについては、Part1を見てくださいね~

  • 画像補完:
    画像補完とは、画像生成モデルにおける手法の一つであり、欠損した領域や削除された部分を補完するために使用されます。具体的には、欠損した領域に対して周囲の情報やコンテキストを考慮して、自然な見た目の画像を生成することを目指します。

    使用用途としては、画像の修復や修正などです。画像中の不要な要素を除去する際に、その周囲の背景やテクスチャに基づいて削除された領域を補完することで、元の画像を修復することができます。また、画像中の欠損やノイズを補完することで、画像の品質を向上させることもできます。

    画像補完は、デジタル画像処理やコンピュータビジョンの分野で重要な技術です。欠損データの補完や画像の修復によって、情報の喪失を最小限に抑え、視覚的な品質を向上させることができます。

「生成AI」の応用例:音声合成

音声合成の基本原理と分類

音声合成は、テキストから音声を生成する技術であり、以下のような手法があります。

  • テキストベース:
    テキストベースとは、テキスト(文字列)を音声に変換する技術や手法を指します。具体的には、テキスト入力を受け取り、そのテキストを音声に変換するための音声波形を合成します。テキストの意味や文法を解釈し、適切な発音やイントネーションを生成するための合成モデルや音声データベースを使用します。

    これらは、自然言語処理(NLP)や音声処理の技術を組み合わせて実現されます。テキストから音声への変換には、テキスト解析や音声合成モデルの学習が含まれます。一般的な手法には、音声合成に適したテキストの前処理、音声合成モデルのトレーニング、音声パラメータの調整、音声波形の合成などがあります。

    テキストベースの音声合成は、さまざまな応用があります。例えば、電子書籍やウェブサイトのテキストを音声化するために使用されたり、ナビゲーションシステムや音声アシスタントなどで人間のような音声を生成するために利用されます。テキストベースの音声合成の利点は、柔軟性とスケーラビリティです。テキストを入力とするため、異なるテキストの音声を合成することが容易であり、大量のテキストデータに対しても高速に音声を生成することができます。
  • サンプルベース:
    サンプルベースとは、実際の音声サンプルを用いて音声を合成する手法やアプローチを指します。発話単位や音素(音の最小単位)を含む音声データの断片(サンプル)を取得し、それらを組み合わせて目的の音声を生成します。音声データのサンプルは、人間の発話や発音のバリエーションを反映するように収集されます。

    サンプルベースの音声合成は、音声のリアリティや表現力に優れているとされています。実際の音声サンプルを用いるため、人間の発話の特徴や感情を豊かに表現することができます。また、音声データの収集やライブラリの構築に時間と労力がかかる場合もありますが、その一方で、特定の話者の音声を再現することや、特定のアクセントや方言を再現することも可能です。

    以上の特徴から、サンプルベースの音声合成は、音声のリアリティや個別性を重視する場面で利用されます。例えば、特定の有名人やキャラクターの声を再現するために使用されることがあります。また、映画やアニメーション、ゲームなどのコンテンツ制作において、キャラクターのセリフやナレーションの音声合成に応用されることもあります。
  • モデルベース:
    モデルベースとは、音声を生成するための統計的なモデルを用いる手法やアプローチを指し、音響モデルと言語モデルを組み合わせて音声を生成します。

    音響モデルは、音声のスペクトルや音素の出現確率、音声の長さや抑揚などの特徴を統計的にモデル化します。また、言語モデルは、テキストの文法や意味的な情報を学習し、テキストから音声のフレーズや単語の発音を予測します。

    モデルベースの音声合成は、テキストから音声を合成するため、音声データの収集や録音作業が不要であり、比較的簡易に音声合成システムを構築することができます。また、言語モデルを用いることで、テキストの文法や意味に基づいた自然な音声合成が可能です。さらに、音響モデルや言語モデルのパラメータを調整することで、音声のスタイルや話速、イントネーションなどをカスタマイズすることもできます。

    最近ではとりわけ、深層学習やニューラルネットワークの技術が活用されており、より高品質で自然な音声の生成が可能となっています。特に、WaveNetやTacotronなどのモデルが注目されています。これらのモデルは、長時間の音声や表現力豊かな音声の生成に優れており、音声合成技術の進歩を促進しています。

音声合成における感情や話者の制御

音声合成において、感情や話者の制御を行うことで、生成される音声の特性を制御することができます。

  • 感情制御:
    感情制御とは、音声合成技術において生成される音声に感情や表現力を付加する手法です。通常の音声合成では、感情や話し方のニュアンスを表現することが難しいため、感情制御の研究や応用が行われています。

    音声のパラメータや音響特徴を調整することによって、音声に特定の感情や話し方のスタイルを与えます。例えば、喜び、悲しみ、怒り、驚きなど、さまざまな感情を表現するために、音声のピッチ、強弱、速さ、抑揚、発声の滑らかさなどを調整します。

    感情制御の実現には、感情を表現するための音声データや感情モデルが必要となります。感情を表現するためのデータは、感情を持つ話者による音声の録音や、感情を表現したテキストデータと音声のペアデータなどが使用されます。これらのデータを利用して、感情の特徴を抽出し、音声合成のモデルに組み込むことで、感情制御が実現されます。

    感情制御は、音声合成技術の応用分野で重要な役割を果たしています。例えば、音声アシスタントやロボットの応答音声に感情を付加することで、より自然なコミュニケーションが可能になります。また、エンターテイメント分野では、アニメーションキャラクターや仮想キャラクターの音声に感情を与えることで、より魅力的なキャラクター表現が可能になります。
  • 話者制御:
    話者制御とは、生成される音声の話者を制御するための技術です。通常の音声合成では、特定の話者の音声を生成するためには、その話者の音声データが必要ですが、話者制御を用いることで、異なる話者の音声を制御しながら合成することが可能になります。

    目的は、異なる話者の音声を生成する際に、その話者の特徴や声質を保持することです。例えば、男性の音声を女性の音声に変換したり、特定の有名人やキャラクターの音声を模倣したりする場合に話者制御が利用されます。

    話者制御を実現するためには、話者ごとの音声データを収集し、音声合成モデルに組み込む必要があります。話者ごとの音声データを学習し、音声合成モデルが特定の話者の音声を生成する際には、その特徴や声質を再現するように制御されます。

    話者制御も、音声合成技術の応用分野において重要な役割を果たしています。例えば、映画やアニメーション作品において、特定のキャラクターの声を合成する際には、そのキャラクターの声質や話し方を再現することが求められます。また、音声アシスタントやロボットの応答音声においても、異なる話者を選択することで、使用者の好みやコンテキストに合わせた音声を提供することができます。

最後に・・・

さて今回は、「生成AI」導入編Part2として、「生成AI」のトレーニングとデータセットの選び方から始まり、データの前処理や評価指標などについてまとめていきました。

また、「生成AI」の応用例:文章生成、画像生成、音声合成などについてもまとめていきました。

より良いモデルを作るためには、トレーニングデータの選び方や、データの前処理などがいかに重要か、よく分かりましたね。

また、それらの重要な工程をより有用なものとするために様々な技術があることもよく分かりました。

Part1の時にも言いましたが、今回の知識はあくまでも表層の表層です。私自身これからもガンガンより詳細な内容について勉強していくつもりですので、ぜひ楽しみにしておいてください!

本記事の構成
  • Part1

    「生成AI」の基礎知識 / 応用分野や活用例 / 利点と課題 / 種類や特徴 / 教師あり学習と教師なし学習の違い / 代表的なモデルやアルゴリズム

  • Part2 ⇐ 今はここです!

    「生成AI」のトレーニングとデータセットの選び方 / データの前処理 / 評価指標 / 応用例:文章生成 / 応用例:画像生成 / 応用例:音声合成

  • Part3

    倫理的な問題と注意点 / 将来展望と発展可能性

Part2は以上!Part1とPart3もお楽しみに~

AI系以外の勉強記事も是非!

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