
※この記事を読む前に、以下の統計学入門⓪に目を通していただけると、この記事のテーマをご理解いただけると思います。
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統計学 で扱うデータの種類には、大きく分けると
質的データと
量的データがあります。
質的データ
質的データとは種類や区別に関するデータのことを指します。例えば、名前や出身地などです。
量的データ
量的データとは数量に関するデータのことを指します。例えば、身長や個数などです。
ここで、練習問題に挑戦してみましょう。
Exercise1-1 次のデータを質的データと量的データに分けてみましょう。
① 好きな食べ物
② 年齢
③ 出席番号
④ 気温
⑤ 血液型
質的データ・・・① ③ ⑤
量的データ・・・② ④
いかがでしょうか。①、②、④、⑤は分かりやすいかもしれませんが、③ 出席番号はどうでしょうか。
正直、私は迷いました。 ここで出席番号を量的データと解釈したのは、出席番号は数量に関するデータではなく、
生徒を区別するためのものと解釈したためです。